...流沙河(りうさが)と申す大河がおぢやる...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...その流沙河とやらの渡し守になり申さうずる...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...「これはこの流沙河の渡し守でおぢやる...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...所詮(しよせん)はこの流沙河に命を殞(おと)すべいと覚悟したが...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...茶入を需めるなどの風流沙汰は...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...茶入を需めるなどの風流沙汰は...
薄田泣菫 「茶話」
...その次に四至説に就きて試みに考へて見ると、禹貢には「東漸于海、西被于流沙、朔南曁、聲教訖于四海」とあるが、この四至説も隨分種類が多い...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...史記の五帝本紀には黄帝の時代として「東至于海……西至于空桐……南至于江……北合符釜山」と云うて居り、史記及び大戴禮にはの時代として「北至于幽陵、南至于交趾、西至于流沙、東至于蟠木」といふ...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...管子、小匡篇には齊桓公のことを記して「北至於孤竹山戎穢貉拘秦夏、西至流沙西虞、南至呉越巴※※※不雕題黒齒荊夷之國」とある...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...大體に於いて東は海に至り西は流沙に至ることを知つて居る點は一致して居るものが多い...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...上に流沙河(りゅうさが)の三字を篆字(てんじ)にて彫付け...
中島敦 「悟浄出世」
...流沙河(りゅうさが)の水底では...
中島敦 「悟浄出世」
...なにしろ流沙河(りゅうさが)で最も深い谷底で...
中島敦 「悟浄出世」
...流沙河(りゅうさが)の最も繁華な四つ辻(つじ)に立って...
中島敦 「悟浄出世」
...この流沙河(りゅうさが)が赤水(せきすい)・墨水(ぼくすい)と落合うあたりに...
中島敦 「悟浄出世」
...天竺の流沙はゴビの沙漠の事であらうが...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...――流沙の涯へ沈んでゆく...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
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逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
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