...その流沙河とやらの渡し守になり申さうずる...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...流沙河のほとりに参つたれば...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...「これはこの流沙河の渡し守でおぢやる...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...所詮(しよせん)はこの流沙河に命を殞(おと)すべいと覚悟したが...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...……―――――――――――――――その夜この方流沙河のほとりには...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...流沙河(りゅうさがわ)の末(すえ)だとさ...
泉鏡花 「印度更紗」
...茶入を需めるなどの風流沙汰は...
薄田泣菫 「茶話」
...上に流沙河(りゅうさが)の三字を篆字(てんじ)にて彫付け...
中島敦 「悟浄出世」
...流沙河(りゅうさが)の最も繁華な四つ辻(つじ)に立って...
中島敦 「悟浄出世」
...この流沙河(りゅうさが)が赤水(せきすい)・墨水(ぼくすい)と落合うあたりに...
中島敦 「悟浄出世」
...この流沙河(りゅうさが)を東から西へと横切る三人の僧があろう...
中島敦 「悟浄出世」
...天竺の流沙に行くや春の水浪華の街を西す南す昔の大阪...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...天竺の流沙はゴビの沙漠の事であらうが...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...大阪を流れる春の水の心持は流沙へ流れ込む水のそれに似てゐるやうに私は思ふといふわけなのであらう...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...たとえばそれは葱嶺(パミール)の氷(こおり)や辛度(しんど)の流(なが)れや流沙(るさ)の火やでいっぱいなようなものだ...
宮沢賢治 「学者アラムハラドの見た着物」
...このお堂はこのごろ流沙(るさ)の向(むこ)う側(がわ)にも...
宮沢賢治 「雁の童子」
......
三好達治 「艸千里」
...流沙口へ来て見ると...
吉川英治 「三国志」
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