...流沙河(りうさが)と申す大河がおぢやる...
芥川龍之介 「きりしとほろ上人伝」
...茶入を需めるなどの風流沙汰は...
薄田泣菫 「艸木虫魚」
...茶入を需めるなどの風流沙汰は...
薄田泣菫 「茶話」
...」一九〇六年十一月ロマン・ローラン一 流沙自由!……他人にも自分自身にもとらわれない自由! 一年この方彼をからめていた情熱の網が...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その次に四至説に就きて試みに考へて見ると、禹貢には「東漸于海、西被于流沙、朔南曁、聲教訖于四海」とあるが、この四至説も隨分種類が多い...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...管子、小匡篇には齊桓公のことを記して「北至於孤竹山戎穢貉拘秦夏、西至流沙西虞、南至呉越巴※※※不雕題黒齒荊夷之國」とある...
内藤湖南 「禹貢製作の時代」
...上に流沙河(りゅうさが)の三字を篆字(てんじ)にて彫付け...
中島敦 「悟浄出世」
...八百流沙界(はちひゃくりゅうさのかい)三千弱水深(さんぜんじゃくすいふかし)鵞毛飄不起(がもうただよいうかばず)蘆花定底沈(ろかそこによどみてしずむ)――西遊記――一そのころ流沙河(りゅうさが)の河底に栖(す)んでおった妖怪(ばけもの)の総数およそ一万三千...
中島敦 「悟浄出世」
...流沙河(りゅうさが)の水底では...
中島敦 「悟浄出世」
...四流沙河と墨水と赤水との落合う所を目指して...
中島敦 「悟浄出世」
...天竺の流沙に行くや春の水浪華の街を西す南す昔の大阪...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...大阪を流れる春の水の心持は流沙へ流れ込む水のそれに似てゐるやうに私は思ふといふわけなのであらう...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...天竺といひ流沙といふ処に仏典とその伝統を匂はせ歌にゆかしさと奥行を与へて居ること...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...たとえばそれは葱嶺(パミール)の氷(こおり)や辛度(しんど)の流(なが)れや流沙(るさ)の火やでいっぱいなようなものだ...
宮沢賢治 「学者アラムハラドの見た着物」
...流沙(るさ)の南の...
宮沢賢治 「雁の童子」
...このお堂はこのごろ流沙(るさ)の向(むこ)う側(がわ)にも...
宮沢賢治 「雁の童子」
...流沙口(りゅうさこう)という所がある...
吉川英治 「三国志」
...流沙口(りゅうさこう)を渡ってきました」孟獲は酒をのんでいたが...
吉川英治 「三国志」
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