...渠は今日また頻りに其(そんな)話をして居たが...
石川啄木 「病院の窓」
...頻りに瞬きをしてゐた...
薄田泣菫 「茶話」
...死んだキツチナア元帥が俘虜になつて独逸にゐるといふ噂が頻りにあつた...
薄田泣菫 「幽霊の芝居見」
...蓬亭と十風とは落語を聽き乍ら頻りに笑つて興に乘つて居つたが三藏は少しも面白くなかつた...
高濱虚子 「俳諧師」
...その翌日は夕方から暴風雨になつて一頻り荒れたが十時過ぎになつてばつたり止んだ...
田中貢太郎 「牡蠣船」
...みのるが頻りに髮を弄(いぢ)り初めたのもその頃であつた...
田村俊子 「木乃伊の口紅」
...頻りに手を揮つて何事か發言しつゝあるの状を爲せる鬚武者の男は...
鳥谷部春汀 「明治人物月旦(抄)」
...獨斷の學問の尊いことを頻りに主張してゐる...
内藤湖南 「章學誠の史學」
...どこへ行つて居るんだつて頻りに聞いた相ですよ」おいよさんは淋しく笑つた...
長塚節 「隣室の客」
...雁江は頻りに反撥を欲した...
原民喜 「滑走」
...今も私は消滅した郷里の牧歌―そこにはともかく子供らしい安定感があった―を書きのこしておきたいと頻りに夢みる...
原民喜 「広島の牧歌」
...二人の男が頻りに話合っていたが...
松本泰 「日蔭の街」
...」と頻りに押止(おしと)める様子が...
松本泰 「緑衣の女」
...緑郎のピアノの音頻り...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...にわかに頻りとその抜け口を探しだし初めたが...
吉川英治 「江戸三国志」
...橋を越えても、頻りと、河岸ぷちを行ったり来たりしている...
吉川英治 「魚紋」
...どういうことについて語っているのか、末の者にはよく分らないのであるが、頻りと、信長の哄笑するのが、二(に)の間(ま)三(さん)の間(ま)までも、時々聞えて来た...
吉川英治 「新書太閤記」
...それはよい思いつきと喜左衛門と共に頻りにすすめた...
吉川英治 「宮本武蔵」
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