例文・使い方一覧でみる「頸」の意味


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...先生愕然(がくぜん)として(うなじ)をすくめた...   先生愕然として頸をすくめたの読み方
泉鏡花 「悪獣篇」

...相手は六条の(くび)にまきつけた腕をぐんぐん締めつけてくる...   相手は六条の頸にまきつけた腕をぐんぐん締めつけてくるの読み方
海野十三 「空中漂流一週間」

...股野ととっ組みあいなんかしたの? どうしてなんかしめたの? どうして殺してしまったの...   股野ととっ組みあいなんかしたの? どうして頸なんかしめたの? どうして殺してしまったのの読み方
江戸川乱歩 「月と手袋」

...そして夫の手は京子の筋にかかつた...   そして夫の手は京子の頸筋にかかつたの読み方
田中貢太郎 「あかんぼの首」

...又レントゲンデ検ベテミルト椎ト腰椎トガ曲ッテイルカラデアルトモ云ウ...   又レントゲンデ検ベテミルト頸椎ト腰椎トガ曲ッテイルカラデアルトモ云ウの読み方
谷崎潤一郎 「瘋癲老人日記」

...三平の(うなじ)はぐたりとなり...   三平の頸はぐたりとなりの読み方
谷崎潤一郎 「幇間」

...全く不滅なものですぞ」大きい方の僧侶はうなだれた彼の(うなじ)で...   全く不滅なものですぞ」大きい方の僧侶はうなだれた彼の頸での読み方
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「青玉の十字架」

...すじに梳かし流し...   頸すじに梳かし流しの読み方
豊島与志雄 「憑きもの」

...京白粉の媚(なまめ)いて匂う襟...   京白粉の媚いて匂う襟頸の読み方
直木三十五 「南国太平記」

...」裕佐は尤もらしくを傾(かし)げて云つた...   」裕佐は尤もらしく頸を傾げて云つたの読み方
長與善郎 「青銅の基督」

...本当に困ってしまいますよ」久兵衛は筋(くびすじ)を掻いております...   本当に困ってしまいますよ」久兵衛は頸筋を掻いておりますの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...その短刀を首へ三寸あまり――今日の言葉で言へば見事に動脈(けいどうみやく)をやられて居るのです...   その短刀を首へ三寸あまり――今日の言葉で言へば見事に頸動脈をやられて居るのですの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...筋(くびすぢ)の突疵(つききず)など色々あれども...   頸筋の突疵など色々あれどもの読み方
樋口一葉 「にごりえ」

...鋭い切尖を膃肭獣ののあたりに突き刺した...   鋭い切尖を膃肭獣の頸のあたりに突き刺したの読み方
久生十蘭 「海豹島」

...彼女(ゲルマント公爵夫人)を、薄あかりを浴びて物語めいてゐる他の娘たちよりも、ずつと上位に置いてゐるその美しさといふものは、彼女のや、肩や、腕や、胴などの上に、はつきりと、誰にもすぐ分るやうに、見えはしなかつた...   彼女を、薄あかりを浴びて物語めいてゐる他の娘たちよりも、ずつと上位に置いてゐるその美しさといふものは、彼女の頸や、肩や、腕や、胴などの上に、はつきりと、誰にもすぐ分るやうに、見えはしなかつたの読み方
堀辰雄 「プルウスト雜記」

...真ッ二つにして見せるから小六の腕を見物しろ!」と力まかせに新九郎の衿(えりくび)を突ッ放しておいて...   真ッ二つにして見せるから小六の腕を見物しろ!」と力まかせに新九郎の衿頸を突ッ放しておいての読み方
吉川英治 「剣難女難」

...彼女は(くび)と脚を伸ばし...   彼女は頸と脚を伸ばしの読み方
ルナール Jules Renard 岸田国士訳 「博物誌」

...逃しはせぬぞ』と云いつつ突然ぐいと猿臂(えんび)を伸ばしてルパンの襟(えりくび)を掴んだ...   逃しはせぬぞ』と云いつつ突然ぐいと猿臂を伸ばしてルパンの襟頸を掴んだの読み方
モウリス・ルブラン 新青年編輯局訳 「水晶の栓」

「頸」の読みかた

「頸」の書き方・書き順

いろんなフォントで「頸」

「頸」の英語の意味

「頸なんとか」といえば?   「なんとか頸」の一覧  


ランダム例文:
コンパクトな   今一つ   金包み  

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