...頸(うなじ)白く悄(しお)れて連立つ...
泉鏡花 「悪獣篇」
...見るからに頸の白い中年の婦人だ...
大阪圭吉 「石塀幽霊」
...「そうでしょうかなあ」私も小頸を傾けながら...
近松秋江 「霜凍る宵」
...頸輪に貫くが如きは主要なる事なりしと信ず...
坪井正五郎 「コロボックル風俗考」
...頬から頸への肉附とはくっきりと区切られて...
豊島与志雄 「朝やけ」
...長くなった頸(くび)...
夏目漱石 「それから」
...ロイヤルティー諸島(南太平洋)の原住民が行っている骨の空洞を擦る(リューマチ性疾患の治療で骨髄が外に出るまで)手術や頸部消化腺の摘出...
マクス・ノイバーガー Max Neuburger 水上茂樹訳 「医学の歴史」
...頸筋(くびすじ)に鼠(ねずみ)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...頸(くび)へ卷きつけたのは...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...頸(くび)に湿布(しっぷ)の繃帯(ほうたい)をして...
長谷川時雨 「一世お鯉」
...火氣(くわき)の滿(みち)たる室(しつ)にて頸(くび)やいたからん...
樋口一葉 「軒もる月」
...盾を頸からつるしたりして...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...お前の頸にもたれて眠った僕のこの頭を...
ナサニエル・ホーソン Nathaniel Hawthorne 三宅幾三郎訳 「ワンダ・ブック――少年・少女のために――」
...彼のほつそりした頸を偸(ぬす)み見てゐるやうなことさへあつた...
堀辰雄 「燃ゆる頬」
...頸毛の茎膨大して角板となり...
南方熊楠 「十二支考」
...微暑軽寒熟麦時」の頸聯がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...大鹿の頭や頸から、雪をはらいおとし、その頬や頸を、手でやさしく撫(な)でながら、甲斐はさらにつづけた...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...手頸も足もひどく痩せ細っている...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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