...到頭高手(たかて)小手(こて)に締め上げられてしまいました...
橘外男 「棚田裁判長の怪死」
...江南の空澄み渡り日章旗城頭高く夕陽に映え皇軍の威容紫金山を圧せり...
種田山頭火 「其中日記」
...背には袋へ入れた琵琶を頭高(かしらだか)に背負っているから琵琶法師でありましょう...
中里介山 「大菩薩峠」
...やはり頭高(かしらだか)に背負いなして...
中里介山 「大菩薩峠」
...弁信は例の琵琶を頭高(かしらだか)に負いなし...
中里介山 「大菩薩峠」
...背中から頭高(かしらだか)に背負いなしたものの...
中里介山 「大菩薩峠」
...頭高に負いなしていた琵琶を...
中里介山 「大菩薩峠」
...背中から頭高にかかった...
中里介山 「大菩薩峠」
...到頭高蔵人の鋭い槍先に追い詰められ...
野村胡堂 「新奇談クラブ」
...城頭高く砂漠の風に吹かれて来たのだ...
林不忘 「若き日の成吉思汗」
...裏門の指揮役は知行五百石の側者頭高見権右衛門重政(しげまさ)で...
森鴎外 「阿部一族」
...「慶応四戊辰五月改東席順」中「御者頭格御附御小姓頭高束応助六十三」と云ふものがある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...いずれも屋根付きで店頭高く掲げられ...
山本笑月 「明治世相百話」
...襄陽城中には、関羽の軍がいっぱいに入って、城頭高く、玄徳の旗をひるがえしている」と、報らせてきた...
吉川英治 「三国志」
...城頭高くひるがえっているのは...
吉川英治 「三国志」
...陣頭高札(こうさつ)を掲げると...
吉川英治 「私本太平記」
...いつものように頭高(ずだか)に振りかぶってしまわなかったか)頻りと...
吉川英治 「宮本武蔵」
...日本民族が頭高くささぐる信条は命を毫毛の軽きに比して君の馬前に討ち死にする「忠君」である...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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