...頭書(とうしょ)には...
中里介山 「大菩薩峠」
...「到頭書かなかったよ...
中谷宇吉郎 「先生を囲る話」
...再び心に赴(おもむ)かんことを」と書いた頭書(とうしょ)の如く...
野村胡堂 「楽聖物語」
...再び心に赴(おもむ)かんことを」と頭書したベートーヴェンの心境も尊い...
野村胡堂 「楽聖物語」
...美しくも悲しい名曲「偉大な芸術家の思い出に」と頭書(とうしょ)した「ピアノ三重奏曲イ短調」を作ったことはあまりにも有名である...
野村胡堂 「楽聖物語」
...弘安三年五月三日の窪尼(くぼのあま)あての文の頭書(とうしよ)などは...
長谷川時雨 「尼たちへの消息」
...頭書によって、ときの開拓判官は、「石狩国空知郡ノ内、ナエイよりナイまでの土地を分割」すると令した...
本庄陸男 「石狩川」
...頭書のような文面にして置きました――ちょっと挨拶(あいさつ)して行って貰いましょうか」堀は判官の部屋に目くばせした...
本庄陸男 「石狩川」
...頭書に『輟耕録(てっこうろく)』二十九にも出(い)づとあるから取り出し読むと...
南方熊楠 「十二支考」
...柳陰風柝架頭書...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...翠陰濃映架頭書」の句がある...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
便利!手書き漢字入力検索