...辞書を引くときは、まず調べたい辞彙の頭文字を探すと便利だ...
...頭文字のPに似ていることを観察して...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...AB頭文字をAとする兵隊三人と知合になった...
石川欣一 「比島投降記」
...あなたの頭文字(かしらもじ)を彫らせましたの……こちら側には『昼と夜』と...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「かもめ」
...そういう頭文字(かしらもじ)の姓名の囚人がいたという記録も伝説もなかったので...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...それらの頭文字は...
コナンドイル 三上於莵吉訳 「グロリア・スコット号」
...活字のほかに木彫の頭文字で圖案化し...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...大事な頭文字で、彼はすぐその上に楼閣を築きはじめた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...これも頭文字(かしらもじ)だけで誰やら見当(けんとう)がつかぬ...
夏目漱石 「倫敦塔」
...G・Gという頭文字をもつ名の男が...
久生十蘭 「悪の花束」
...K・Uという女性はあなたですか」K・Uといえば自分の姓と名の頭文字だが...
久生十蘭 「肌色の月」
...「胸のところに色糸(いろいと)でK・Uという頭文字が刺繍(ぬいとり)してある……君の名は栂尾(とがお)ひろ...
久生十蘭 「肌色の月」
...これを彫った京次郎という彫青師(ほりものし)の頭文字じゃ...
火野葦平 「花と龍」
...どれも黒くて、古風で、古ぼけていて、ひどく指垢(ゆびあか)のついた書物がめちゃくちゃに積み重ねてあり、名前の頭文字や、略さないで書いた姓名や、怪異な形の絵や、その他さまざまな小刀(ナイフ)で彫りつけたものなどの、創痕(きずあと)をつけられているので、かつては多少かたちを残していた原形の少しさえすっかり失(な)くなってしまっている...
エドガー・アラン・ポー Edgar Allan Poe 佐々木直次郎訳 「ウィリアム・ウィルスン」
...――私は明君にAといふ字の頭文字(イニシアル)のついた外交官を知つてゐるかと問うた...
堀辰雄 「エトランジェ」
...二つの頭文字が小さな石で精巧に細工されている...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...ちがった色でクラブの頭文字のP...
ルイザ・メイ・オルコット L. M. Alcott 水谷まさる訳 「若草物語」
...金具の右側に消えかかった二つのイニシァル(頭文字)にじっと目をやったと思うと...
森下雨村 「五階の窓」
...皇帝ゲタがなされたように食品の名の頭文字を考えて献立を作らせるのも妙である...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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