...内匠頭屋敷は、現在は博物館として一般に公開されています...
...三十年前までは片原町全町を挙げて饅頭屋であった...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...鎌倉の八幡宮の前にあったあの雪の下の饅頭屋(まんじゅうや)へ...
田中貢太郎 「二通の書翰」
...饅頭屋の主翁(ていしゅ)は...
田中貢太郎 「二通の書翰」
...鍛冶屋(かぢや)の隣の饅頭屋(まんぢうや)であつた...
田山花袋 「父の墓」
...町を少し行くと饅頭屋...
中里介山 「大菩薩峠」
...青木というのは町の饅頭屋で...
柳田国男 「故郷七十年」
...雨風祭の折は一部落の中にて頭屋(とうや)を択(えら)び定め...
柳田国男 「遠野物語」
...頭とは頭人または頭屋の頭で...
柳田国男 「年中行事覚書」
...しかし二十三夜講の頭屋(とうや)では...
柳田国男 「年中行事覚書」
...もとはやはり順まわりに頭屋(とうや)に集まって...
柳田国男 「年中行事覚書」
...または宮座頭屋(みやざとうや)というかたい約束がむすばれ...
柳田国男 「母の手毬歌」
...頭屋(とうや)の慣習と鍵取(かぎとり)の制度...
柳田国男 「山の人生」
...馭者は宿場(しゅくば)の横の饅頭屋(まんじゅうや)の店頭(みせさき)で...
横光利一 「蠅」
...饅頭屋の横からまた呼んだ...
横光利一 「蠅」
...直ぐ饅頭屋の店頭へ馳けて行った...
横光利一 「蠅」
...それは饅頭屋の竈(かまど)の中で...
横光利一 「蠅」
...饅頭屋の竈は湯気を立てて鳴り出した...
横光利一 「蠅」
...池を繞(めぐ)るのは粗末な幾軒かの日本建築の喫茶店、芸妓(げいしや)の手踊(をどり)、越後獅子を初め、錦絵、小間物、日光細工、楽焼、饅頭屋、易者などの店である...
與謝野寛、與謝野晶子 「巴里より」
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