例文・使い方一覧でみる「領巾」の意味

...須世理姫は肩にかけた領巾（ひれ）を取つて... 須世理姫は肩にかけた領巾を取つての読み方
芥川龍之介「老いたる素戔嗚尊」

...彼は領巾（ひれ）をたまさぐりながら... 彼は領巾をたまさぐりながらの読み方
芥川龍之介「老いたる素戔嗚尊」

...須世理姫に貰つた領巾（ひれ）を振つて... 須世理姫に貰つた領巾を振つての読み方
芥川龍之介「老いたる素戔嗚尊」

...海辺の岩の上に残して行つた領巾にも... 海辺の岩の上に残して行つた領巾にもの読み方
芥川龍之介「老いたる素戔嗚尊」

...拾つて置いた領巾を取出して... 拾つて置いた領巾を取出しての読み方
芥川龍之介「老いたる素戔嗚尊」

...美しい領巾（ひれ）を見ても明かであった... 美しい領巾を見ても明かであったの読み方
芥川龍之介「素戔嗚尊」

...美しい領巾（ひれ）を弄（もてあそ）びながら... 美しい領巾を弄びながらの読み方
芥川龍之介「素戔嗚尊」

...次第に遠くなる領巾（ひれ）の色を... 次第に遠くなる領巾の色をの読み方
芥川龍之介「素戔嗚尊」

...領巾（えりぎぬ）をば幅廣き襞（ひだ）に摺（たゝ）みたり... 領巾をば幅廣き襞に摺みたりの読み方
ハンス・クリスチアン・アンデルセン　Hans Christian Andersen 森鴎外訳「即興詩人」

...この領巾（ひれ）を三度振つて打ち撥（はら）いなさい」と言いました... この領巾を三度振つて打ち撥いなさい」と言いましたの読み方
稗田の阿禮、太の安萬侶武田祐吉訳「古事記」

...また呉公と蜂の領巾を與えて前のようにお教えになりましたから安らかに寢てお出になりました...
稗田の阿禮、太の安萬侶武田祐吉訳「古事記」

...また浪振る領巾（ひれ）・浪切る領巾・風振る領巾・風切る領巾・奧つ鏡・邊つ鏡... また浪振る領巾・浪切る領巾・風振る領巾・風切る領巾・奧つ鏡・邊つ鏡の読み方
稗田の阿禮、太の安萬侶武田祐吉訳「古事記」

...... の読み方
武田祐吉「古事記」

...領巾振山は見たゞけで沢山らしかつた... 領巾振山は見たゞけで沢山らしかつたの読み方
種田山頭火「行乞記」

...・ふりかへる領巾振山はしぐれてゐる・枯草の長い道がしぐれてきた・ぐるりとまはつて枯山・枯山越えてまた枯山一月廿七日雨...
種田山頭火「行乞記」

...その中でも一人が領巾（ひれ）をふる... その中でも一人が領巾をふるの読み方
中里介山「大菩薩峠」

...玉松が枝に領巾解き掛け... 玉松が枝に領巾解き掛けの読み方
長塚節「長塚節歌集　中」

...大国主命（おおくにぬしのみこと）に蛇の領巾（ひれ）を授けて... 大国主命に蛇の領巾を授けての読み方
南方熊楠「十二支考」

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