...横隊戦術の不自然な停頓と...
石原莞爾 「戦争史大観」
...お光は頓と気もつかぬらしい...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...壮丁の体位が最近頓と低下したからだ...
戸坂潤 「近衛内閣の常識性」
...経験の歴史的蓄積と整頓とはやがて理論を生みいだす...
戸坂潤 「辞典」
...明治以後は頓と發達しませぬ...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...其の後明治以後になつては頓とさういふ方の人が餘り研究をしませぬので...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...實際、私は整頓とか、整理とか、掃除とか、片附け事とか云ふ事には殆ど興奮さへ覺へて骨身を惜しまない人間で、普通の詞で云へば、綺麗好きとか、潔癖とか云ふのらしいが、どうも聊か病的で、下らぬ暇潰しになつて仕方がない...
南部修太郎 「自分の變態心理的經驗」
...それから先きが頓とつづかないのだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...そしてロシア語などは頓と眼中におかず...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...頓と見当さえつかずに...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...彼等は素朴な高い叡智と調和に隈なくみたされた白日のように明澄な詩人の創作をば頓と見向きもしないで...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...頓と見当もつかない為体(ていたらく)であった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...もう五年このかた頓と会はないやうな次第でな...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...さあ頓と一字一句だつて会得ができず...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...学校教科書の整頓と...
三上義夫 「和算の社会的・芸術的特性について」
...頓と捕(つかま)へて見やうといふ氣も起らない...
三島霜川 「水郷」
...できるだけわが改善と整頓との方向に進んだ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...わたしは整頓と清潔を好む...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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