...横隊戦術の不自然な停頓と...
石原莞爾 「戦争史大観」
...頓と見当もつきかねるが...
徳田秋聲 「佗しい放浪の旅」
...お光は頓と気もつかぬらしい...
徳冨蘆花 「漁師の娘」
...明治以後は頓と發達しませぬ...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...其の後明治以後になつては頓とさういふ方の人が餘り研究をしませぬので...
内藤湖南 「近畿地方に於ける神社」
...それから先きが頓とつづかないのだ...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「狂人日記」
...どうもそういう高尚な言いまわし方が頓と出来ませんので……恐らくそれには……つまり...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...そんなことには頓と縁もゆかりもない人間のようになってしまった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...頓と見当さえつかずに...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...彼等は素朴な高い叡智と調和に隈なくみたされた白日のように明澄な詩人の創作をば頓と見向きもしないで...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...頓と見当もつかない為体(ていたらく)であった...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...おれは頓と怒るということの出来ない性分でね...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...頓と彼には分らなかつた...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...ちやうど立派な旦那がたのお邸へ戸惑ひして足をふんごんだのと頓とひとつで...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 前篇」
...不潔に頓着せず塾員は不規則と云(い)わんか不整頓と云わんか乱暴狼藉(ろうぜき)...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...あきれたぼういずの喜頓と芝利英に逢ひ...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...頓と捕(つかま)へて見やうといふ氣も起らない...
三島霜川 「水郷」
...ある時はそれを整頓と優美とにむかわせ...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
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