...彼はとても頑健な体で、風邪を引かない...
...頑健な精神力が必要な仕事だ...
...彼の頑健な意志力には敬意を表する...
...頑健なスポーツマンになるには、食生活にも気を配る必要がある...
...日々の運動で体を頑健に保つことが大切だ...
...林右衛門の頑健な体を憎んだ...
芥川龍之介 「忠義」
...僕は相変らず頑健...
大杉栄 「獄中消息」
...卒業後は概してあまり頑健という方ではなく...
高村光太郎 「智恵子の半生」
...生れて以来薬と云う物を口にしたことがないと云うくらい頑健な男であった...
田中貢太郎 「位牌田」
...まさか私の肉体がいくら頑健だからと云って...
谷崎潤一郎 「痴人の愛」
...頑健な胃をいためてしまった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...まだ不定不均衡ではあるがしかし頑健(がんけん)果敢な一つの力を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...その肉体上および精神上の頑健(がんけん)な平衡であった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...頑健でいい姿らしかったが...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...平素は至極頑健なたちで...
豊島与志雄 「道連」
...君は強く、率直で、頑健だ...
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」
...人並以上の頑健な体格を恵まれ...
三木清 「語られざる哲学」
...もう一つ驚かされた土方伯の頑健振り...
山本笑月 「明治世相百話」
...本名は知らぬが墨画の竹に妙を得て墨竹仙人でとおった老翁、当時(明治十五、六年頃)百四歳という途方もない高齢にもかかわらず、すこぶる頑健、見上げるばかりの大男でツルツルの薬缶頭、朴歯の高下駄、杖も突かずに往来し、今日は四谷まで行って来たとすましたもの、もちろんテクだから驚く...
山本笑月 「明治世相百話」
...頑健とはいえ、筋肉や体でなし得ることは高が知れている...
ジャック・ロンドン Jack London 山本政喜訳 「荒野の呼び声」
...頑健な翁によく舞台の上で突飛ばされた...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...加うるにその痩身(そうしん)は生来決して頑健ではない...
吉川英治 「三国志」
...かえって老後の頑健を守っているとみえ...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
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