...預かり物を葉子に渡して...
有島武郎 「或る女」
...師匠の預かり物の番をしているので...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...預かり主が風のよくない人で...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...「磯野さんは私がきっとお預かりしてよ...
徳田秋声 「足迹」
...ゆくゆく十手捕縄をお預かりするよう...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...帳場だけをお預かりして...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...私奴(わたくしめ)が御預かり申上げましたのは...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...店は暫らく徳三郎が預かり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...兩刀は邪魔だからあとで塀の上から渡してやることにして喜助が預かり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...御役目柄千兩の金子と御奉納の品々を御預かり申上げたのだが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...褒美に預かり模範吏と推称せらるるは...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...父である預かり役の住居(すまい)のほうへ行った...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...親王の時からずっと預かり人のようになっている男を明石へ呼んで相談をした...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...暫時があいだ其の方に於てお預かり申し奉るべし...
山本周五郎 「長屋天一坊」
...さまではとお預かり...
山本笑月 「明治世相百話」
...美濃(みの)の菩提山(ぼだいさん)の城へお預かり申すこととなりました...
吉川英治 「黒田如水」
...腰の戒刀(かいとう)と錫杖(しゃくじょう)も「……お預かりを」という奥向きの侍に...
吉川英治 「新・水滸伝」
...預かり物の二品を...
吉川英治 「松のや露八」
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