...墻内よりかすかに讃頌(さんしょう)の声起る...
芥川龍之介 「上海游記」
...我心の中には姫が徳を頌する念滿ちたり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...第五十頌の名なり)の樂あり...
ハンス・クリスチアン・アンデルセン Hans Christian Andersen 森鴎外訳 「即興詩人」
...青楓(せいふう)論と題しながら遂に一種の頌辞(しょうじ)のようなものになってしまった...
寺田寅彦 「津田青楓君の画と南画の芸術的価値」
...耳に入り易くするために皆偈頌で書いた...
内藤湖南 「大阪の町人學者富永仲基」
...魯頌の宮編には「奄有下土...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...魯頌などと大した相違のない時代に出來た金文だといふことになります...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...うの部〔二月〕 五加木 〔蘇頌圖經〕五加木...
長塚節 「十日間」
...汝は連坐頌榮の光輪を一人負ふところの聖徒である...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...交歡淫樂して一念さんちまんたりずむを頌榮せよ...
萩原朔太郎 「散文詩・詩的散文」
...ニイチェは大に賞頌して書かれねばならない...
萩原朔太郎 「ニイチェに就いての雑感」
...何と愚かであつたか!」(ポオル・ヴァレリイ「リルケ頌」)一九二二年二月...
堀辰雄 「リルケ年譜」
...サワアザミに右のようにかつて我が本草学者があてている鶏項草(ケイコウソウ)は宋の蘇頌(そしょう)の著わした『図経本草(ずきょうほんぞう)』から出た薊の一名であるが...
牧野富太郎 「植物一日一題」
...」と『正信偈』に頌述している...
三木清 「親鸞」
...望みどおり頌徳碑くらいは建てて貰えようが...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...曹操の徳を頌(しょう)した長詩を賦(つく)って...
吉川英治 「三国志」
...頌(たた)えている...
吉川英治 「平の将門」
...由(ゆう)の瑟(しつ)(雅頌に合せず)...
和辻哲郎 「孔子」
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