...この頃刻(ころじき)、彼は家にいるはずだ...
...彼女はいつもの頃刻(ころじき)にやってくる...
...夜の頃刻(ころじき)、買い物に行くと空いていて便利...
...彼は今頃刻(ころじき)何をしているだろう...
...朝の頃刻(ころじき)、空気はとても清々しい...
...恐らくは頃刻(けいこく)を出ない内に...
芥川龍之介 「尾生の信」
...また能(よ)く頃刻(けいこく)の花(はな)を開(ひら)かしむ...
泉鏡花 「花間文字」
...その鱗甲より虫出で頃刻(しばらく)して蜻の朱(あか)きに化(な)る...
南方熊楠 「十二支考」
...頃刻(しばらく)して夫帰り...
南方熊楠 「十二支考」
...われは頃刻も躊躇(ちうちよ)せずして無理想派に與(くみ)すべし...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...一体世界のあらゆる潮流は頃刻(けいこく)も息(やす)まないのに...
Johann Wolfgang von Goethe 森鴎外訳 「ファウスト」
...頃刻の間に数十年の事を瞥見するは独り邯鄲の枕に依る計りではなし...
森鴎外 「夢」
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