...響板によって音がよく響くように調整する...
...小学生の時に響板を叩いて音楽の授業を楽しんだ...
...楽器店で響板の素材について尋ねた...
...響板を捻挫したため、しばらくバンドの演奏ができなかった...
...オーケストラの演奏中、響板の音色が美しく響いた...
...響板(きやうばん)とか言つたね...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...昨夜(ゆうべ)夜中に響板が鳴つた時...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――お月樣には本當に兎がゐるだらうか――と言つたやうな他愛もない話で」「それから」「入口の響板が三つ鳴つたので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...あの晩入口の響板(きやうばん)が鳴つた時...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...間もなく誰が打つとも知れぬ戸口の響板が...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...主人が殺された晩もこの通り誰も叩かないのに入口の響板が鳴り...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それをどうしたんです」「入口の響板の上に撞木(しゆもく)を吊してあるだらう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...響板が鳴ると、小半次は客を取次ぐことにして座を外し、撞木に引つかけた糸を解いて歸つて來て、主人の耳に退(の)つ引(ぴき)ならぬ大事な人の名前を囁いたのだらう」「へエ」「主人はそれを隣室の六疊に通させたつもりで、後から暗い渡り廊下を行つたことだらう...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...響板の鈍いうなりをたてる...
萩原朔太郎 「宿命」
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