例文・使い方一覧でみる「響かせる」の意味


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...時々上草履(うわぞうり)を響かせる...   時々上草履を響かせるの読み方
芥川龍之介 「母」

...あるいは和弦を分解して交互に響かせるアルペジオを聞く場合と類似の過程である...   あるいは和弦を分解して交互に響かせるアルペジオを聞く場合と類似の過程であるの読み方
寺田寅彦 「連句雑俎」

...堂々と呼び鈴を響かせるのであった...   堂々と呼び鈴を響かせるのであったの読み方
三上於菟吉訳 大久保ゆう改訳 「踊る人形」

...空虚を響かせるばかりだった...   空虚を響かせるばかりだったの読み方
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」

...昔ながらの懐かしい音を響かせる...   昔ながらの懐かしい音を響かせるの読み方
永井隆 「長崎の鐘」

...自分がまだ眠られないという弱味を階下(した)へ響かせるのが...   自分がまだ眠られないという弱味を階下へ響かせるのがの読み方
夏目漱石 「彼岸過迄」

...何の方角へも自由に囃子の音を響かせるにいゝ場所を探したんだ...   何の方角へも自由に囃子の音を響かせるにいゝ場所を探したんだの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...走りのニユースを響かせるのでした...   走りのニユースを響かせるのでしたの読み方
野村胡堂 「錢形平次捕物控」

...死にかけている人間のような苦しげな喘ぎを若者の胸に響かせるのだった...   死にかけている人間のような苦しげな喘ぎを若者の胸に響かせるのだったの読み方
バルザック Honore de Balzac 中島英之訳 「ゴリオ爺さん」

...うおンうおンと響かせる...   うおンうおンと響かせるの読み方
本庄陸男 「石狩川」

...道子へは愛嬌であると見らるゝ程度で)答へると後から後から自分でさへ感心する程巧妙な軽い(それも勿論道子への軽いと響かせる程度の技巧が加つてゐる)皮肉や洒落が出て...   道子へは愛嬌であると見らるゝ程度で)答へると後から後から自分でさへ感心する程巧妙な軽い皮肉や洒落が出ての読み方
牧野信一 「凸面鏡」

...生死を赤旗と共にする決死隊われらがものわれらがもの……いま長白の嶺を越えて革命の進軍歌を全世界に響かせる――海 隔てつわれら腕(かひな)結びゆく――いざ戦はんいざ...   生死を赤旗と共にする決死隊われらがものわれらがもの……いま長白の嶺を越えて革命の進軍歌を全世界に響かせる――海 隔てつわれら腕結びゆく――いざ戦はんいざの読み方
槇村浩 「間島パルチザンの歌」

...農村では三五パーセントの農戸へ響かせる計画だ...   農村では三五パーセントの農戸へ響かせる計画だの読み方
宮本百合子 「五ヵ年計画とソヴェト同盟の文化的飛躍」

...互の生活の全身を響かせるのであると思う...   互の生活の全身を響かせるのであると思うの読み方
宮本百合子 「獄中への手紙」

...夜というものは声を大きく響かせるから...   夜というものは声を大きく響かせるからの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...半音を響かせる絃の音に似ていた...   半音を響かせる絃の音に似ていたの読み方
横光利一 「旅愁」

...読者の胸を響かせる一つの力をもつてゐる」といつてゐるが...   読者の胸を響かせる一つの力をもつてゐる」といつてゐるがの読み方
吉井勇 「老境なるかな」

...陸からは綱を引くものが諸声(もろごえ)に力のリズムを響かせる...   陸からは綱を引くものが諸声に力のリズムを響かせるの読み方
和辻哲郎 「生きること作ること」

「響かせる」の読みかた

「響かせる」の書き方・書き順

いろんなフォントで「響かせる」

「響かせる」の英語の意味


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