...韶を聞いて肉味を忘れるのは聖人のみに出来る離れ業である...
芥川龍之介 「僻見」
...ふらふらと家をさまよひ出で(この一句深尾韶案出)半圓の月に浮れて十二社の森に遊び...
石川三四郎 「浪」
...大納言公任卿(きんとうきやう)が朗詠集(らうえいしふ)に入れられたる菅家の詩に「送ルハレ春ヲ不レ用ヒレ動スコトヲ二舟車ヲ一唯別ル三残鴬ト与トニ二落花一若(モシ)使シテ二韶光ヲ一知ラシメバ二我ガ意ヲ一今※旅宿在ン二詩家ニ一」此御作は 延喜帝いまだ東宮(とうぐう)たりし時令旨(れいし)ありて一時(ひとゝき)の間に十首の詩を作り玉ひたる其一ツなり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...月の光にすかしてみると韶顔稚歯(しょうがんちし)の国色(こくしょく)であるから...
田中貢太郎 「牡丹燈籠 牡丹燈記」
...韶光猶依々...
夏目漱石 「草枕」
...遂に議長蜂須賀茂韶(はちすかもちあき)侯は号鈴を鳴らして議場の整理を行うという有様であった...
穂積陳重 「法窓夜話」
...剰一術は秦九韶著『数書九章』中に見るところの大衍求一術と全く同一でただ配列の仕方が違うだけで...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...韶州(しょうしゅう)で相公てふ者と心やすくなり...
南方熊楠 「十二支考」
...滋宮は韶子(よしこ)内親王である...
森鴎外 「伊沢蘭軒」
...湖南省からの汽車はまだ韶関(韶州)までしか来ていなかったので...
柳田国男 「故郷七十年」
...広東韶州(カントンしょうしゅう)の雲門山で二十年も修業し...
山本周五郎 「百足ちがい」
...この孫韶(そんしょう)は...
吉川英治 「三国志」
...孫韶(そんしょう)は切歯して...
吉川英治 「三国志」
...武士たちは、孫韶を引いて、轅門(えんもん)の外へ押し出した...
吉川英治 「三国志」
...淮河(わいが)の水上戦(すいじょうせん)一孫権にとって甥(おい)の孫韶(そんしょう)は義理ある兄の子でありまた兄の家...
吉川英治 「三国志」
...孫韶(そんしょう)は...
吉川英治 「三国志」
...「孫韶が部下三千を連れ...
吉川英治 「三国志」
...孫韶(そんしょう)...
吉川英治 「三国志」
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