...このあたりは音無川と稱す...
大町桂月 「飛鳥山遠足」
...はじめは氣味わるいほど音無しく...
太宰治 「九月十月十一月」
...王子の音無川(おとなしがは)の如き細流(さいりう)...
永井荷風 「水 附渡船」
...名づけて『音無しの構え』と申し...
中里介山 「大菩薩峠」
...まだ知ることのできないのは机竜之助が音無しの構え...
中里介山 「大菩薩峠」
...音無しの構えに取った時に見る...
中里介山 「大菩薩峠」
...音無川の岸の木蔭の暗いところから...
中里介山 「大菩薩峠」
...沢井の道場の音無(おとなし)の名を遠近から伝え聞いて...
中里介山 「大菩薩峠」
...且此字ニ音無ク義無シ...
穂積陳重 「法窓夜話」
...例へれば音無の親爺が...
牧野信一 「鬼の門」
...静つたのを見て安堵の胸を撫で下す音無の心境であらう...
牧野信一 「鬼の門」
...」すると音無は、「もう駄目だ!」と唸つたかと思ふと、歯を喰ひしばつて仰向けに倒れた...
牧野信一 「鬼の門」
...さつきサイパンと権太郎さんが馬車を曳いて音無村へ行くところを見たわ...
牧野信一 「酒盗人」
...「この美しさを音無(おとなし)の太十に見せたくない...
牧野信一 「武者窓日記」
...音無(おとなし)川の小島に在(おわ)せしが...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...いつとかは驚かすべきあけぬ夜の夢さめてとか言ひし一言「上よりおつる」(いかにしていかによからん小野山の上よりおつる音無しの滝)と書かれたものらしい...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
...四辺(あたり)はひっそりとして物音無し...
ライネル・マリア・リルケ Rainer Maria Rilke 森鴎外訳 「家常茶飯」
...汝はすでに音無瀬川に飛び込んで死んだとばかり思っていたが...
吉川英治 「剣難女難」
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