...伊豆の代官江川太郎左衞門が韮山に反射爐をきづいて...
徳永直 「光をかかぐる人々」
...天城山(あまぎさん)の麓と韮山附近の山田山というところから探し出して...
中里介山 「大菩薩峠」
...韮山風(にらやまふう)の陣笠をかぶって...
中里介山 「大菩薩峠」
...洞門と隣れる家に僧の来て鉦打ち鳴らす多比の夕暮静浦から韮山の方へ出るトンネルの付近は地方有数の石切り場で...
平野萬里 「晶子鑑賞」
...伏目がちの妻は韮山笠(にらやまがさ)を差しだしていた...
本庄陸男 「石狩川」
...伊豆韮山(にらやま)の人で...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...刈稲もふじも一つに日暮れけり韮山(にらやま)をかなたとばかり晩靄(ばんあい)の間に眺めて村々の小道小道に人と馬と打ちまじりて帰り行く頃次の駅までは何里ありやと尋ぬれば軽井沢とてなお...
正岡子規 「旅の旅の旅」
...韮山 すると言うと――?三好 友人ですよ...
三好十郎 「好日」
...韮山 ふーん...
三好十郎 「好日」
...私にも覚悟があるぞ!三好 訴えるんですか?韮山 いや...
三好十郎 「好日」
...舐められている韮山かどうか...
三好十郎 「好日」
...三好 でも韮山はなんでも...
三好十郎 「好日」
...淀橋の韮山正直と言やあ...
三好十郎 「好日」
...この野郎! 人をナメやがって!韮山 しゃあから...
三好十郎 「好日」
...登美も縁側に出て来て見ている)韮山 痛えっ! わても淀橋の韮山だ...
三好十郎 「好日」
...此の狸め!(ピシリと韮山の頬をなぐる)二三日前から...
三好十郎 「好日」
...韮山 だから、もう少し……(言いながら、半ば無意識にちぎり取ったユスラ梅を見て)こら、綺麗だ...
三好十郎 「好日」
...韮山、それを見すまして、いきなり下手の庭口の方へパーッと走り出す)本田 あ!(ギクンとして、これも韮山を追って走り出す)また逃げるかっ! こら! 待てっ! 韮山! この野郎!(叫びつつ、脱兎の様に木戸口を飛び出して行く韮山を追って消える...
三好十郎 「好日」
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