...韓退之(かんたいし)蘇子瞻(そしせん)の上に駕する漢文の名人...
宇田川文海 「松の操美人の生埋」
...文章軌範の韓退之(かんたいし)の宰相(さいしやう)に上(たてまつ)るの書を其時分我々は読んで居つたが...
田山花袋 「重右衛門の最後」
...韓退之のようなああいう艶っぽいくせに鈍重な「論文」は大きらいなのである...
戸坂潤 「読書法」
...韓退之などからしてさうであるやうに...
内藤湖南 「支那史學史概要」
...柳宗元(りゅうそうげん)は韓退之(かんたいし)の文を読むごとに薔薇(しょうび)の水(みず)で手を清めたと云うくらいだから...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...とても韓退之(かんたいし)などの夢にも考へつく処ではない...
正岡子規 「病牀六尺」
...韓退之の弟子に李といふ人があつた...
松本文三郎 「世界に於ける印度」
...韓退之(かんたいし)がいわゆる...
南方熊楠 「十二支考」
...韓退之(かんたいし)は「其責己也重以周(そのおのれをせむるやおもくしてもってあまねく)...
森鴎外 「渋江抽斎」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??