...今日は韋駄天のように忙しい...
...彼は韋駄天のように動き回っていた...
...韋駄天のような身軽さを持っている...
...あの選手の走りはまるで韋駄天だ...
...彼女は韋駄天のごとく、多くの仕事をこなしている...
...三太!」「合点でござんす」虎松は暗闇の中をかきわけるようにして韋駄天(いだてん)ばしりに駆けだした...
海野十三 「くろがね天狗」
...韋駄天に於ける計量であり...
太宰治 「「人間キリスト記」その他」
...韋駄天は天のはてからどし/\駈(か)けてきて...
土田耕平 「天童」
...韋駄天の姿は消えてしまつて...
土田耕平 「天童」
...韋駄天はどし/\駈(か)けてきて...
土田耕平 「天童」
...また韋駄天が見えて来るかな...
土田耕平 「天童」
...言うには、『韋駄天で頼む...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「ボヘミアの醜聞」
...御承知の通り私共は韋駄天(いだてん)の生れかわりでございまして...
中里介山 「大菩薩峠」
...この時一輛(りょう)の車はクレオパトラの怒(いかり)を乗せて韋駄天(いだてん)のごとく新橋から馳(か)けて来る...
夏目漱石 「虞美人草」
...坊主(ぼうず)に聞いてみたら韋駄天(いだてん)と云う怪物だそうだ...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...おい有望有望と韋駄天(いだてん)のような顔は急に活気を呈(てい)した...
夏目漱石 「坊っちゃん」
...今の間とかけ出して韋駄天(いだてん)とはこれをや...
樋口一葉 「たけくらべ」
...韋駄天(いだてん)の足音...
吉川英治 「剣難女難」
...両手を振りながら韋駄天(いだてん)と...
吉川英治 「三国志」
...さては韋駄天(いだてん)と逃(に)げちる者など――いまが今までの散華舞踊(さんげぶよう)は...
吉川英治 「神州天馬侠」
...廟門(びょうもん)の外から大童(おおわらわ)となった李逵が韋駄天(いだてん)と馳けこんで来た...
吉川英治 「新・水滸伝」
...太鼓だ! 踊ってる! 踊ってる! 踊ってる! かれが韋駄天(いだてん)と飛んでゆく先...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...ただトロイカが威勢よく韋駄天ばしりに走っているのがそれと分るばかりで...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
便利!手書き漢字入力検索