...這い出して鞦韆の架の下へ往き...
田中貢太郎 「西湖主」
...それは鞦韆の索であった...
田中貢太郎 「断橋奇聞」
...プラウツスの書いた鞦韆(ぶらんこ)はエトアール凱旋門(がいせんもん)の気球の下に現われている...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...女優の鞦韆(ぶらんこ)も下からのぞこう...
永井荷風 「妾宅」
...鞦韆(ぶらんこ)...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...鞦韆(ぶらんこ)...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...天井からは幾つかの鞦韆(ぶらんこ)がブラ下がり...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...鞦韆には罪を償ひ攘ひ清める力があるから...
原勝郎 「鞦韆考」
...鞦韆のース畫には興に耽ける婦女の側に或はエロス或はシレン等を添へ畫くを例として居るのでも...
原勝郎 「鞦韆考」
...葡萄牙ではバランソとなるとは云ふものゝ鞦韆が歐諸國中南部にのみ限りて行はるゝと云ふのではないことは勿論である...
原勝郎 「鞦韆考」
...此崇拜と密接の關係を有する鞦韆の遊戯も...
原勝郎 「鞦韆考」
...此賦の序文にさも尤らしく鞦韆は即ち千秋だと書いてあるのは...
原勝郎 「鞦韆考」
...鞦韆の輸入は梁よりも早かるべく...
原勝郎 「鞦韆考」
...元以後の詩人の鞦韆詞によりても略ぼ察せられるが...
原勝郎 「鞦韆考」
...高無際の鞦韆賦に叢嬌亂立以推進...
原勝郎 「鞦韆考」
...而して叨りに姿を見せぬ美人が此鞦韆をなすによりて...
原勝郎 「鞦韆考」
...鞦韆(ぶらんこ)に外国の子供が乗かってゐました...
原民喜 「絵にそへて」
...足を鞦韆(ぶらんこ)のように下げている弟のそばへ行き...
室生犀星 「童話」
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