...どうかして自分がしっかりしなくてはならないのだという心持に鞭韃されるのでした...
伊藤野枝 「成長が生んだ私の恋愛破綻」
...韃靼(だったん)人と触接している...
大隈重信 「三たび東方の平和を論ず」
...一つ置いてむこうの車室は韃靼(だったん)人の一行が占領している...
谷譲次 「踊る地平線」
...この韃靼の豚野郎め...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...アブハジヤ人と韃靼女はその上に藁をかぶせはじめ...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...生きて行けるかね」――韃靼人は声を出して訊いた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「追放されて」
...」韃靼人は眼がさめた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「追放されて」
...韃靼人は気難しげに眉を顰(しか)めて...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「追放されて」
...歌劇「イゴール公」などひどく韃靼臭(だったんくさ)いものがある...
野村胡堂 「楽聖物語」
...真っ黒な韃靼人風の髯とある...
フランツ・カフカ Franz Kafka 原田義人訳 「審判」
...それらは韃靼人や土耳古人...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...一見韃靼(ダッタン)人の血が混っていることを思わせる剽悍な顔をしていた...
牧逸馬 「生きている戦死者」
...次々の作を滝田氏より多くの鞭韃を享けつゝ発表の期を得たるなり...
牧野信一 「好色夢」
...私にはつきりと左ういふ夢を与へて最も苛責なき鞭韃を加へたのは彼が最初であつた...
牧野信一 「文学的自叙伝」
...シリアやアラビアと同じく大韃靼にも適用し得るし...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...古カルデア人が、オナッガに戦車を牽かせ、韃靼人は、キャングを飼い擾(なら)す事あり(マスペロ『開化の暁(ゼ・ドーン・オヴ・シヴィリゼーション)』英訳七六九頁、ウッド『博物画譜(イラストレーテッド・ナチュラル・ヒストリー)』巻一)...
南方熊楠 「十二支考」
...流されて来た韃靼人(だつたんじん)の住ひである...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
...一体韃靼人といふ奴は...
コロレンコ Vladimir Galaktionovick Korolenko 森林太郎訳 「樺太脱獄記」
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