...韃靼人(だったんじん)の牧場には馬の群が嘶(いなな)いてゐる...
アンリイ・ファブル Jean-Henri Fabre 大杉栄、伊藤野枝訳 「科学の不思議」
...どうかして自分がしっかりしなくてはならないのだという心持に鞭韃されるのでした...
伊藤野枝 「成長が生んだ私の恋愛破綻」
...韃靼人が波斯人は口髭をよく手入しないから薄汚いといつたからのことで...
薄田泣菫 「茶話」
...一度はわたしの豆畠を荒らしたヤマネズミをぶち殺すことまでやった――韃靼人(だったんじん)の言葉を借りていえば彼の転生輪廻(てんせいりんね)を実施し――半ば実験的な気持で彼をむさぼり喰らった...
ソーロー Henry David Thoreau 神吉三郎訳 「森の生活――ウォールデン――」
...またしても韃靼(だったん)人の襲来だ! イワンは石投げの支度にかかり...
谷譲次 「踊る地平線」
...そこの道のはずれに韃靼(ダッタン)人ケルバライの営む居酒屋があった...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...この韃靼の豚野郎め...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「決闘」
...韃靼冬へ集まっていた若い人々は...
直木三十五 「南国太平記」
...韃靼冬(だったんとう)へ集まって...
直木三十五 「南国太平記」
...あの穢れたる韃靼の輩らに味方したとでも仰せられるのでござりまするか? それともわれらが...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogoli 平井肇訳 「ディカーニカ近郷夜話 後篇」
...そして中村氏をはじめ久保田万太郎氏や故葛西善蔵氏に多くの鞭韃を与へられながら...
牧野信一 「文学的自叙伝」
...あらゆる罵詈と鞭韃の火を飛ばした...
牧野信一 「ラガド大学参観記」
...生粋の韃靼人の故郷は野営であって土壌ではない...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...囘教韃靼人は、平時にも戦時にも、ほとんど全くその隣人を掠奪しこれを餌食にすることによって、暮していると云われている2)...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...1)Geneal. Hist. Tart. vol. ii. p. 430, 431.2)Id. p. 426.大ブカリアのウズベック族はすべての囘教韃靼人の中で最も開けていると考えられているが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...韃靼人は絶えずヤイクのコサック族及びノガイ韃靼人を悩ましている...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...そして韃靼人の平均数は...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...しかし奴隷をほとんど用いない異教韃靼人の間では...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
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