...(これは私の父の持っている靺鞨(まっかつ)の玉(たま)です...
田中貢太郎 「港の妖婦」
...私のテーブルへ来て靺鞨(まっかつ)の玉(たま)と云うのを人に盗まれたから...
田中貢太郎 「港の妖婦」
...去靺鞨国(まっかつこく)三千里」とあるのをおぼろげに読ませられ...
中里介山 「大菩薩峠」
...靺鞨国というイヤにむずかしい国名はあんまり見かけないが...
中里介山 「大菩薩峠」
...生き抜かんとする地を灼かんとするは露はなる岩漿の世にもなき夢なりあはれ葦酒に酔ふ旧き靺鞨の血も乾れはてゝいまぞ鳴る風の眩暈...
逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...隋や唐では「靺鞨」...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...「隋書」の「靺鞨伝」に「靺鞨は高麗の北に在り...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...上絶頂以俯瞰、則満洲平原千里茫茫、古代靺鞨、中世金遼故地、可一瞬而尽也...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
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