...何とも言えぬ侘しそうな瞳……しかしまた人懐こそうな美しい面立ち……それはこの世の中にありとしも思われぬ美しさ清らかさ気高さそのものに思われた...
橘外男 「逗子物語」
...こうした面立ちはフランダース人にはよく見かけます...
マリー・ルイーズ・ド・ラ・ラメー Marie Louise de la Ramee 荒木光二郎訳 「フランダースの犬」
...地主ヘ地返シスルノ礼ニ行ッテ――」六十六いよいよ地面立ちのきを食ったな...
中里介山 「大菩薩峠」
...美しさの中に少年のような面立ちがあり...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「黄金薔薇」
...すごいハンサムで彫像のような面立ち...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...色の黒い高貴な面立ちの王が...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...愛想のいい面立ち...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...眼にまつわるのはその面立ちよりも不思議にいかつい肩のあたりや墨汁臭い指だった...
矢田津世子 「茶粥の記」
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