...面白くない勝負ばかりしていた...
有島武郎 「カインの末裔」
...どうも天気模様が面白くない...
石川欣一 「可愛い山」
...これくらいの余興がないと面白くない」と泰雲が主張した...
江見水蔭 「怪異暗闇祭」
...支那(しな)の動乱で商売も面白くないから...
田中貢太郎 「白っぽい洋服」
...そしてあの人はわたしたち二人の姉さんとして敬っていくようにしようではないかといいますとなんのあんさんを嫌っているの面白くないのとそんな勿体(もったい)ないことがござりましょう...
谷崎潤一郎 「蘆刈」
...それは矢張面白くない...
谷崎潤一郎 「細雪」
...難かしい面白くない本の合間合間には雑誌をよむ...
田山録弥 「小説新論」
...小説の面白くないことが...
豊島与志雄 「文学に於ける構想力」
...こんな面白くない人の家(うち)へただ遊びにくる訳もなかろうし...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...若い男が入りびたりだから面白いぢやありませんか」「ちつとも面白くないよ...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...ああつまらない面白くない...
樋口一葉 「わかれ道」
...面白くないことが...
久生十蘭 「姦(かしまし)」
...まるで面白くない...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...お顧客にホテルを出られては誠に面白くない...
牧逸馬 「ロウモン街の自殺ホテル」
...風にこはされて面白くない...
牧野信一 「海棠の家」
...面白くない様子で訊いた...
水上滝太郎 「果樹」
...英雄を扱った(むき出して)戯曲は大して面白くないわ...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...「何も面白くない...
室生犀星 「童子」
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