...随分と面白くない原因などを発見するであろうと思われる...
伊藤左千夫 「家庭小言」
...――彼地(あちら)に行っても面白くないから...
近松秋江 「別れたる妻に送る手紙」
...インテリ失業者が教育上最も面白くないので...
戸坂潤 「社会時評」
...面白くないことがあるとしても...
中里介山 「大菩薩峠」
...それにちつとも面白くないやい!洋服屋の飾窓...
仲村渠 「明るすぎる月」
...なあに参りは参っても肝心のお話は極々(ごくごく)つまらない面白くないものだからただ此処(ここ)までやってきた私の厚意だけを汲みとってもらえばそれでもう沢山である...
新渡戸稲造 「イエスキリストの友誼」
...あるいは面白くない...
野村胡堂 「楽聖物語」
...面白くない事もあるように聞かないではありませんが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...探偵小説趣味から言うと一向に面白くない事件が多かったのである...
浜尾四郎 「死者の権利」
...いまの生活が球江にとつて面白くないはずはない...
林芙美子 「ボルネオ ダイヤ」
...どう見ても、せいぜい三十一、二ってところ……そう、面白くないのよ...
久生十蘭 「姦(かしまし)」
...面白くない話になると直ぐに抽象的だなどゝ決めて...
牧野信一 「父の百ヶ日前後」
...主義者かぶれだけに自分の姉が西村さんの愛人になっているのが面白くないらしいんです...
森下雨村 「五階の窓」
...楽をしようとする態度は面白くない...
柳田國男 「和州地名談」
...話し相手にしても嘸(さぞ)面白くない退屈な事であろう...
夢野久作 「白髪小僧」
...ほかの芸術の一番面白くない処や辛気臭い処...
夢野久作 「能ぎらい/能好き/能という名前」
...いつかと面白くない...
吉川英治 「折々の記」
...張(ちょうこう)は面白くない顔をした...
吉川英治 「三国志」
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