...読者は皆面白がる...
芥川龍之介 「澄江堂雑記」
...ここに君が面白がるものがあるんだ」といって...
海野十三 「蠅男」
...釣られて面白がるが...
大町桂月 「風船玉」
...彼女は面白がるときには大声で笑った...
リットン・ストレチー Lytton Strachey 片岡鉄兵訳 「エリザベスとエセックス」
...それを面白がるみたいな顔で...
高見順 「いやな感じ」
...殿様や女中たちが自分を困らせて面白がるのではないかと...
谷崎潤一郎 「武州公秘話」
...自分だけが面白がるための小説...
戸坂潤 「私の見た大学」
...そんなつまらない事柄をどうして面白がるのか...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...何事にも面白がる漫遊者として...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...つまらぬことをも面白がるその眼は...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...時とすると――(青年は敬意を欠きがちなものである)――それを面白がることもあった...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...徊して面白がる心と...
中村清太郎 「ある偃松の独白」
...面白がるやらしきりに喜こんでいた...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...なにぶんまだお人形の方が面白がる幼々(ういうい)しさを見ると...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...大きな山蟻(あり)が逃出すのを面白がる...
長谷川時雨 「チンコッきり」
...それを面白がる気持さえ...
火野葦平 「花と龍」
...三田の面白がるところだつた...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...音楽を聴いて面白がる事も出来る...
シュニッツレル Arthur Schnitzler 森鴎外訳 「みれん」
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