...ちょっと変った面白い人で...
淡島寒月 「江戸か東京か」
...学会から帰られた時私に「モースからお前に宜しく云うて呉れとの伝言を頼まれたが彼れは実に面白い人で...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...これは面白い人だと思つた...
石川啄木 「悲しき思出」
...話をして面白い人も好きですわねえ...
ヘンリック・イブセン Henrik Ibsen 島村抱月譯 「人形の家」
...髯のお遍路さんは面白い人だ...
種田山頭火 「行乞記」
...同宿の女テキヤさんはなか/\面白い人柄だつた...
種田山頭火 「行乞記」
...若い米三君はK夫婦に取つては面白い人であつたに相違なかつた...
田山録弥 「田舎からの手紙」
...面白い人間の心理状態である...
田山録弥 「自からを信ぜよ」
...当人は Sehrgemeiner Kerl などという尊称を捧げられても平気で一緒に騒いでいる面白い人であった...
寺田寅彦 「ベルリン大学(1909-1910)」
...クリストフをいっそう面白い人物にした...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...「おほほ、面白い人ね...
豊島与志雄 「掠奪せられたる男」
...小説を読んで面白い人も...
夏目漱石 「草枕」
...随分の困りものでしてね」「アハハハ快活な面白い人ですな」「宗近と云えば...
夏目漱石 「虞美人草」
...面白い人物だと持て囃されるかもしれない...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...所が私の居る山本の隣家(りんか)に杉山松三郎(すぎやままつさぶろう)(杉山徳三郎(とくさぶろう)の実兄)と云う若い男があって、面白い人物...
福澤諭吉 「福翁自伝」
...それよりも、氣さくだとか、さばけてゐるとか、冗談ばかりいふとか、面白い人だとか、さう云ふ美徳であり度かつた...
水上滝太郎 「大阪の宿」
...「そりゃ恋人には危っかしくたって面白い人がいいけど...
宮本百合子 「アンネット」
...自分の生きてゆく努力のために箇性も発揮して面白い人が多いと観察して居りますが...
宮本百合子 「獄中への手紙」
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