...面倒を見ると云う始末なのです...
芥川龍之介 「捨児」
...家政上の事は別に面倒を見る人などがある事等である...
大隈重信 「夫婦共稼ぎと女子の学問」
...弟子の面倒を見る暇もなくなりましたことで...
高村光雲 「幕末維新懐古談」
...あたしも雪子ちゃんのお蔭で子供の面倒を見る手間が省けて...
谷崎潤一郎 「細雪」
...彼には親兄弟の面倒を見る責任がなかった...
谷崎潤一郎 「細雪」
...今日ではむしろ小生の方でこそ面倒を見る義務があるのではなかろうか...
谷崎潤一郎 「細雪」
...家の方の面倒を見る者がないのとで...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...其かわり君の将来は必俺が面倒を見る...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...これをよく面倒を見ることの方が...
中里介山 「大菩薩峠」
...自分の面倒を見る...
中里介山 「大菩薩峠」
...人の面倒を見るのが好きな性質ではあるが...
中島敦 「斗南先生」
...こうした他人の面倒を見ることが心からすきらしく...
平林初之輔 「誰が何故彼を殺したか」
...払えば面倒を見る...
フレッド・M・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「煉獄」
...面倒を見る者を寄こそう...
牧逸馬 「生きている戦死者」
...今でも私はここへ毎月行って面倒を見る事になってはいるが...
牧野富太郎 「牧野富太郎自叙伝」
...彼が子供を取り上げこれを養う面倒を見る時にのみ...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...大伯母のモアン婆さんの面倒を見るのださうだ...
ピエル・ロチ Pierre Loti 吉江喬松訳 「氷島の漁夫」
...何かと生涯の面倒を見るように...
吉川英治 「日本名婦伝」
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