例文・使い方一覧でみる「面倒くさそう」の意味
スポンサーリンク...面倒くさそうに外して床の上に放りだしただけであった... 
海野十三 「大使館の始末機関」
...何か用でもあるのか」うらめしげにぢツと見て「ハアあなた此頃はなぜ御前の方へいらツしやらないの」面倒くさそうに「だツてぢいさんのくだらない話が否で仕様がないからさ」涙声に力をいれて「うそばツかり」顔をしかめて「またそんな邪推をいふよ」腹立しげに「邪推ぢやありませんよ……あなたはもう私に秋風が立たのでせう」「馬鹿お言ひ...
田澤稲舟 「五大堂」
...夜叉は面倒くさそうにそのたて髪を掴んで連れて往こうとした...
田中貢太郎 「令狐生冥夢録」
...「アーントネリ」と公爵がさも面倒くさそうに繰返した...
チェスタートン Chesterton 直木三十五訳 「サレーダイン公爵の罪業」
...面倒くさそうにさっさっとやっていた...
徳田秋声 「挿話」
...面倒くさそうに洋服に着かえ...
豊島与志雄 「南さんの恋人」
...さも面倒くさそうな顔つきをして...
夏目漱石 「永日小品」
...面倒くさそうに合槌（あいづち）を打った...
野村胡堂 「胡堂百話」
...さっきまで、新之助から借りた刀の手入れをしていたが、それがすむと、自分の身体を、裏庭に面した縁の廊下に、面倒くさそうに、転がしたのである...
火野葦平 「花と龍」
...面倒くさそうに抱えあげて...
火野葦平 「花と龍」
...原田にたずねられ、机のうえの紙片をパラパラめくって、面倒くさそうに、「六千九百三十……、大体、七千票でしょうかなあ」「フム、そうすりゃあ、もう、後（あと）は、千票あまりしか残っとらん勘定じゃが、……」望みがない...
火野葦平 「花と龍」
...面倒くさそうに口をつぐみ...
火野葦平 「糞尿譚」
...間違いなく面白い話になるぞ」ステファノは面倒くさそうに聞いていた...
フレッド・Ｍ・ホワイト Fred M. White 奥増夫訳 「諜報部秘話」
...「僕の事をおこっていますか？」「カンカン！」母は面倒くさそうに言った...
牧野信一 「地球儀」
...面倒くさそうに突っこまれた枕が毛布の下から半分はみ出ている寝台もある...
宮本百合子 「従妹への手紙」
...さも面倒くさそうに下りて来てこれを拾っていると...
柳田國男 「野草雑記・野鳥雑記」
...りゅうはさも面倒くさそうに...
山本周五郎 「さぶ」
...少し面倒くさそうにぼくを叱った...
吉川英治 「忘れ残りの記」
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