...僕は父親のある極悪非道な目論見(もくろみ)を想像して身慄(みぶる)いした...
江戸川乱歩 「孤島の鬼」
...郡吏や縣官から非道な取扱を受けて居るのでございます...
田中正造 「公益に有害の鑛業を停止せざる儀に付質問書」
...今朝某に非道な害を御加えになったではござらぬか……』關内は帯の短刀を取ってその男の喉を烈しくついた...
小泉八雲 田部隆次訳 「茶碗の中」
......
中野鈴子 「小林多喜二のお母さん」
...「永い間の非道ななされ方の酬(むく)いとは思ひませんか...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...非道な高利貸を始め...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...一人娘のお美代を殺すような非道なことをする人間じゃねえ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...孫六を殺すような非道なことはしません」半次郎は一生懸命でした...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...非道なことをするのはその手下...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...非道なことをして溜めた鍵屋の金を...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...非道なる圧制にこそ反抗もすれ...
福田英子 「妾の半生涯」
...ここで非道なものを弾劾(だんがい)している言葉の重圧は...
トオマス・マン Thomas Mann 実吉捷郎訳 「ヴェニスに死す」
...文学の置かれている非道な境遇として...
宮本百合子 「ある回想から」
...そのような非道な力の下でしかも猶よく生きようと念願しつづけて来た自分たち若い女性の心情を...
宮本百合子 「現実に立って」
...そうした残忍非道な性格によって行われた...
夢野久作 「復讐」
...――だが、胸がスウッとしたな、夜叉権の一件にゃあ」「強慾な金貸野郎が、あんな目に遭うなあ世間の薬だ」「今まで、彼奴(あいつ)のために、泣きを見せられていた貧乏人達ゃあ、大欣びで、赤の飯を炊(た)いたろう」「雲霧大明神か」「お互いに、あんまり、非道な金は、絞(しぼ)るめえぜ」「下手(へた)あすると、次は、三井だって、あぶねえことさ」「ホイ、今日は、餅撒きだ...
吉川英治 「雲霧閻魔帳」
...悪逆非道な行いを見ていないことはない...
吉川英治 「新書太閤記」
...あの非道な先代の伯爵をあやめた下手人のお仕置きのことを覚えている年寄り連中は...
レスコーフ Nikolai Semyonovich Leskov 神西清訳 「かもじの美術家」
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