...校務のために非番日にも学校に来る必要があるかもしれません...
...一体サムは非番の時...
石川欣一 「比島投降記」
...非番直に全部聞くようにという命令は...
梅崎春生 「桜島」
...久しぶりの非番を味(あじわ)う喜びとで...
海野十三 「麻雀殺人事件」
...夕方の交代時間が来て非番になると...
大阪圭吉 「石塀幽霊」
...「……わたしは今夜は非番でしたが...
大阪圭吉 「灯台鬼」
...御ところの非番の日に...
太宰治 「右大臣実朝」
...或者は非番巡査の如く...
永井荷風 「妾宅」
...当番も非番もみな集まるのでしたから...
中里介山 「大菩薩峠」
...この日は非番だったので...
久生十蘭 「魔都」
...非番だと見えて武藤氏もベンチに腰を降して...
牧野信一 「真夏の朝のひとゝき」
...正月は式日登城のあと五日まで非番だった...
山本周五郎 「いさましい話」
...非番の憲兵曹長西原登志夫さんに案内して頂き...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...定日の非番ごとに...
吉川英治 「大岡越前」
...……今夜は、私は非番なんで、実は、こっそりお訪ねに上ったわけで』濡れている着物の懐中(ふところ)を探って、牢番の男は、一通の手紙をさし出した...
吉川英治 「魚紋」
...御非番か」中門(なかもん)の番士と...
吉川英治 「新書太閤記」
...内職もやる、百姓仕事もする、それでもなお喰えないとみえ、非番の日は、腫物(できもの)だらけな子どもを負い、洟垂(はなた)らしの手をひいて、諸家の弓直しや具足の手入れなどさせて貰って糊(のり)をしていた...
吉川英治 「新書太閤記」
...御用があるなら吩咐(いいつ)けて下さい』『や……では御非番なのに...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...その日も、非番で、伝右衛門は自宅へ戻るところだった...
吉川英治 「べんがら炬燵」
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