...校務のために非番日にも学校に来る必要があるかもしれません...
...むやみに気取った洋装をした非番の下級船員たちが...
有島武郎 「或る女」
...一体サムは非番の時...
石川欣一 「比島投降記」
...給仕づとめの少年がたまに非番の日曜日...
石川啄木 「詩」
...給仕づとめの少年がたまに非番の日曜日...
石川啄木 「呼子と口笛」
...倉内は今日非番で...
海野十三 「省線電車の射撃手」
...丁坊は非番でホテルへはいかず...
海野十三 「大空魔艦」
...誰でもいいからインド在住英国人を非番の時につかまえて聞いてみたまえ...
ジョージ・オーウェル George Orwell The Creative CAT 訳 「象を撃つ」
...今は非番...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 大久保ゆう訳 「緋のエチュード」
...或者は非番巡査の如く...
永井荷風 「妾宅」
...非番(ひばん)か閑散の人を一人世話してくれと頼んだ...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...非番の彼が「仕分け違いを思いだしたから」と云って急に出仕したことを...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...非番の憲兵曹長西原登志夫さんに案内して頂き...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...昼のうちだけ非番だし...
吉川英治 「三国志」
...御非番か」中門(なかもん)の番士と...
吉川英治 「新書太閤記」
...その夜は非番だったが...
吉川英治 「新・水滸伝」
...空を見さだめて、非番の者たちは、夕虹の下を帰って行ったが、平四郎は、宿直(とのい)部屋の同僚と話しているうちに、将棋(しょうぎ)が初まったので、つい燈火(ともしび)を見てしまった...
吉川英治 「夏虫行燈」
...国許なら自由もきくし、野広(のびろ)く生きていられる気がするが、江戸の藩邸では、朝も夕も、主君と一つ棟(むね)にいて、跫音(あしおと)も気をつけて歩かなければならないし、非番となっても、藩邸内の長屋住まいなので、馬鹿騒ぎもできなかった...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
...非番の倉さんに代ってもらっていた――すぐ岩ヶ根の隣駅...
蘭郁二郎 「鉄路」
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