...校務のために非番日にも学校に来る必要があるかもしれません...
...給仕づとめの少年がたまに非番の日曜日...
石川啄木 「呼子と口笛」
...非番直に全部聞くようにという命令は...
梅崎春生 「桜島」
...非番の水兵たちは...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...非番の水兵たちは...
海野十三 「浮かぶ飛行島」
...そこには非番の艇員たちが...
海野十三 「三十年後の世界」
...丁坊は非番でホテルへはいかず...
海野十三 「大空魔艦」
...非番のものまでたたき起して...
海野十三 「爆薬の花籠」
...非番(ひばん)か閑散の人を一人世話してくれと頼んだ...
夏目漱石 「満韓ところどころ」
...「僕は、もう十五分で非番だから、非番になったら、ともの倉庫で寄り合ったらどうだろう」時計は、八時前十五分をさしていた...
葉山嘉樹 「海に生くる人々」
...非番巡査まで非常召集され顎紐をかけ脚絆をつけた連中が内庭と演武場に充満して佩剣(はいけん)をならしている...
宮本百合子 「刻々」
...定日の非番に津田庄左衛門が訪ねて来た...
山本周五郎 「いさましい話」
...非番の日に朝粥(あさがゆ)をたべに来い...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...非番だった慶北丸の来島運転士を...
夢野久作 「爆弾太平記」
...非番の憲兵曹長西原登志夫さんに案内して頂き...
與謝野寛・與謝野晶子 「満蒙遊記」
...中では、非番が十人以上、車座になって飲んでいた...
吉川英治 「上杉謙信」
...貴様だって、非番の折には、辰巳(たつみ)か、岡場所か、素人(しろうと)か知らんが、どこかへ通ってゆく女があるじゃないか...
吉川英治 「新編忠臣蔵」
...彼もその非番組だったが...
吉川英治 「旗岡巡査」
...国許なら自由もきくし、野広(のびろ)く生きていられる気がするが、江戸の藩邸では、朝も夕も、主君と一つ棟(むね)にいて、跫音(あしおと)も気をつけて歩かなければならないし、非番となっても、藩邸内の長屋住まいなので、馬鹿騒ぎもできなかった...
吉川英治 「※[#「さんずい+鼾のへん」、第4水準2-79-37]かみ浪人」
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