...其処へ人通りが非常に多い...
芥川龍之介 「上海游記」
...肩越しにのぞき込む者が非常に多い上に...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...そこには「昆布」の姓が非常に多いので...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...しかし実際の場合に前提の数が非常に多いから全く同一な前提群から出発するという事は実はあり得ないのである...
寺田寅彦 「数学と語学」
...戦争に因んで経済的・政治的・分析を行う一般評論家は併し、勿論非常に多い...
戸坂潤 「戦争ジャーナリスト論」
...日本紀や何かの古い歴史には縁起譚が非常に多いのです...
内藤湖南 「支那歴史的思想の起源」
...冬期間濃霧に蔽われることが非常に多い...
中谷宇吉郎 「霧を消す話」
...一ミリや二ミリの氷層でも数が非常に多い為に...
中谷宇吉郎 「凍上の話」
...東国語においては例外が非常に多いということは...
橋本進吉 「古代国語の音韻に就いて」
...記録簿が非常に注意深く記録されてはいなかったように思われる節が非常に多い...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...違うというよりも違わせていると思われる場合が非常に多いようでございます...
三澤勝衛 「自力更生より自然力更生へ」
...子供だけもって結婚はしないというような「女にとってあとあとの負担の非常に多いそんなやりかたを承知するような男を...
宮本百合子 「結婚論の性格」
...昔風に悪人と善人とを区別しなければならない場合が非常に多い...
夢野久作 「創作人物の名前について」
...一層その不良化を早めたのが非常に多い...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...具足病とでもいうべき皮膚病が非常に多いのであるが...
吉川英治 「新書太閤記」
...この辺りの仏都市へ心から素直になって詣(もう)でる者が非常に多いといわれだしていた...
吉川英治 「親鸞」
...相模野には非常に多い...
若山牧水 「秋草と虫の音」
...なるほどそうであったろうと肯(うなず)ける点が非常に多いのである...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
便利!手書き漢字入力検索
この漢字は何でしょう??