...宇宙の奥深く撒(ま)きちらしている符号は日々非常に多い...
海野十三 「遊星植民説」
...当て字を使った個所が非常に多いのですが...
江戸川乱歩 「一寸法師」
...北越名流遺芳等の書物を参考とせられたところが非常に多い...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...照明の具合などは我々はデパートに教えられるところが非常に多い...
相馬愛蔵 「私の小売商道」
...世相風俗を描いた作者は非常に多い...
田山録弥 「小説新論」
...この顛例の非常に多いことを私は思はずには居られない...
田山録弥 「自からを信ぜよ」
...現代の物理学はもちろん哲学までも、近代数学におぶさっているところが、非常に多い...
中谷宇吉郎 「神仙道と科学」
...ところがこの青桐は葉が非常に多い...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...催欲目的の酒だとかが非常に多い...
南部修太郎 「阿片の味」
...殊に子供の數が非常に多いといふことだつた...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...及び蝗その他の虫害によって駄目になることが非常に多いが...
トマス・ロバト・マルサス Thomas Robert Malthus 吉田秀夫訳 「人口論」
...整数論に関する文献は非常に多いのであるが...
三上義夫 「文化史上より見たる日本の数学」
...『西播怪談実記』など播州は神隠しの話の非常に多いところであった...
柳田国男 「故郷七十年」
...一層その不良化を早めたのが非常に多い...
夢野久作 「東京人の堕落時代」
...この土地にはこの木が非常に多い...
若山牧水 「樹木とその葉」
...なるほどそうであったろうと肯(うなず)ける点が非常に多いのである...
和辻哲郎 「埋もれた日本」
...東山や嵐山などを包んでいる樹木の種類は非常に多いのであるが...
和辻哲郎 「京の四季」
...そういう「坊主」の数は日本には非常に多い...
和辻哲郎 「鎖国」
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