...牛乳かクリームを注いですぐ食う――種類のが非常に多い...
石川欣一 「比島投降記」
...學生の生活もひどく自由で社會問題に興味を持つてゐるものが非常に多いやうだ...
竹久夢二 「砂がき」
...しかも少しずつちがうというような草の種類が非常に多いという事実に気がついたからである...
寺田寅彦 「沓掛より」
...しかし具体的の諸問題について追究すべき事がらはまだ非常に多い...
寺田寅彦 「日常身辺の物理的諸問題」
...支那人の客が非常に多い...
豊島与志雄 「中支生活者」
...古代より近代ほど官吏の作つた詩文集が非常に多い...
内藤湖南 「近代支那の文化生活」
...一ミリや二ミリの氷層でも数が非常に多い為に...
中谷宇吉郎 「凍上の話」
...ところがこの青桐は葉が非常に多い...
夏目漱石 「吾輩は猫である」
...レコードも非常に多い...
野村胡堂 「楽聖物語」
...今日は客が非常に多いから...
水野葉舟 「黄昏」
...つまり人間らしいものが失われて参ります関係が封建的なもののなかには非常に多いのです...
宮本百合子 「幸福の建設」
...宏子が女学生でそのために一般化され単純化されている面が非常に多いのです...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...この国は手仕事の種類の非常に多い所で...
柳宗悦 「手仕事の日本」
...特筆すべきものが非常に多いのであります...
柳宗悦 「北支の民藝(放送講演)」
...湯本(ゆもと)・由(ゆ)ノ木(き)等の非常に多いのも...
柳田国男 「木綿以前の事」
...昔風に悪人と善人とを区別しなければならない場合が非常に多い...
夢野久作 「創作人物の名前について」
...奉行の公務は非常に多い...
吉川英治 「新書太閤記」
...日本からシナへ渡る船は非常に多い...
和辻哲郎 「鎖国」
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