...僕は非凡なことを感じる力はない...
芥川多加志 「四人」
...非凡な扁額が沢山あった...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...また非凡な顔であった...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...非凡なればなるほど...
豊島与志雄 「ヒューメーンということに就て」
...夜目遠目のきく非凡な眼を以て...
中里介山 「大菩薩峠」
...その精力の非凡なるに感心し...
中里介山 「大菩薩峠」
...これから見ても河口信任が蘭学者としてかなり非凡な人であったことが分るが...
中谷宇吉郎 「『雪華図説』の研究後日譚」
...「何をしあがる」後ろから平次へ飛付いたのは、下女のお喜代、非凡な力に、平次も思わずたじろぎます...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...燕女の身輕さの非凡なことを一とくさり...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...非凡な感じのする女です...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...二十二三のこれは非凡な感じのする女が入つて來ました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...何処(どこ)やらに非凡なところがある女という事が知れる...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...この少年の非凡なる天才を激賞して...
穂積陳重 「法窓夜話」
...なおこの章の終りにはモンテーニュが詩に対して非凡な鑑識をもっていたことが読みとられる...
ミシェル・エーケム・ド・モンテーニュ Michel Eyquem de Montaigne 関根秀雄訳 「モンテーニュ随想録」
...丹石流(たんせきりゅう)の据物斬(すえものぎ)りに非凡な技(わざ)をもち...
吉川英治 「鳴門秘帖」
...どこかに非凡なところがあると...
吉川英治 「宮本武蔵」
...何となく非凡な風格をそなえた三十歳前後の武家...
吉川英治 「牢獄の花嫁」
...そこには異常な事件や非凡な能力は描かれていない...
和辻哲郎 「孔子」
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