...非凡な胃袋を持っていたそうである...
芥川龍之介 「上海游記」
...「非凡なる凡人」……いづれも器用に出来上つてゐる...
芥川龍之介 「文芸的な、余りに文芸的な」
...非凡な声を持つ男が一人坐っていた...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...トマトの耕作には非凡な成功を得た...
石川三四郎 「馬鈴薯からトマト迄」
...これは非凡な人間には解らないか知れないが...
石川啄木 「我等の一團と彼」
...君のその非凡なる成功は誰だって感服のほかはないさ...
相馬泰三 「六月」
...また非凡な顔であった...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...その非凡な着想の成効を祝福した...
寺田寅彦 「アインシュタイン」
...甚だ非凡な人物であるが...
戸坂潤 「日本の頭脳調べ」
...僕の非凡な時や平凡な時を...
ロマン・ローラン Romain Rolland 豊島与志雄訳 「ジャン・クリストフ」
...和上の非凡なる識見によるものといふべし...
内藤湖南 「敬首和尚の典籍概見」
...ムクも非凡な犬ではあったが...
中里介山 「大菩薩峠」
...何んとなく非凡なところがあるのです...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...男好きのする非凡な魅力を持つて居たので...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...大した女でしたよ」非凡な素質に惠まれた...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一般の人々は非凡なもののみ偉大であると思うほど平凡になっているのです...
柳宗悦 「民藝とは何か」
...非凡な精力で勉強を続けた...
山本周五郎 「青べか物語」
...余程非凡な修業と超人の克己が要(い)りましょうぞ」「ご尤ともなお言葉...
吉川英治 「剣難女難」
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