...「静御前」という美しい女性の名前を持つ人物がいました...
...ドラマや舞台などで、静御前の生涯を描いた作品がいくつかあります...
...静御前は平安時代末期から鎌倉時代初期にかけて活躍したとされています...
...静御前は源氏の武将で、源頼朝とも親交があったと言われています...
...静御前は、「紅の紫」とも呼ばれ、当時の文学や芸術の才女としても知られていました...
...例の静御前(しずかごぜん)の初音(はつね)の鼓(つづみ)...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...また静御前がしばらく住みし屋敷趾(あと)あり」とあるのを見れば...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...それから静御前より賜(たま)わった初音(はつね)の鼓(つづみ)等の品々...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...「その時義経公の愛妾(あいしょう)静御前村国氏の家にご逗留あり義経公は奥州(おうしゅう)に落行(おちゆき)給いしより今は早頼(はやたの)み少なしとてお命を捨給いたる井戸あり静井戸と申(もうし)伝え候也(そうろうなり)」とあるから...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...「静御前」と云う一人の上(じょうろう)の幻影(げんえい)の中に...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...初音の鼓(つづみ)は静御前の遺物とあるだけで...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...吉野山の花の雲を分けつつ静御前の跡を慕って行く身の上を想像した...
谷崎潤一郎 「吉野葛」
...さては静御前にてましますか...
中里介山 「大菩薩峠」
...つまりは静御前(しずかごぜん)は虎のごとしなどと云う simile を使っているようなもので...
夏目漱石 「創作家の態度」
...静御前(しずかごぜん)の笠(かさ)に似た恰好(かっこう)の麦藁帽(むぎわらぼう)を被(かぶ)った女二人と...
夏目漱石 「彼岸過迄」
...静御前に扮し、吉野山の一席は先づ自分乍らアサマシヤと思った...
古川緑波 「古川ロッパ昭和日記」
...鎌倉へは静御前(しずかごぜん)が来たばかりで...
柳田国男 「雪国の春」
...鎌倉鶴岡も静御前が出て舞うために...
柳田国男 「雪国の春」
...すなわち語り始めた時の動機がいろいろだから、物語の中心がつぎつぎに移ったので、『義経記』などでも義経を主人公にしたのはかえって前半分のほうに限られ、吉野山では佐藤忠信、鎌倉では静御前、北国落では武蔵坊、高館では鈴木兄弟、十郎権頭兼房というように、シテの役は一貫してはいなかった...
柳田国男 「雪国の春」
...『義経記』の方でこれに似た者は静御前...
柳田国男 「雪国の春」
...世に、静御前の墓、乃至(ないし)、死所と称する地はじつに多い...
吉川英治 「随筆 新平家」
...静御前は書きおわったが...
吉川英治 「随筆 新平家」
...「太閤夫人」「細川ガラシヤ」「静御前」「楠公夫人」「小野寺十内の妻」等を主婦之友へ...
吉川英治 「年譜」
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