例文・使い方一覧でみる「静々」の意味


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...静々(しずしず)と二階へ上がって行った...   静々と二階へ上がって行ったの読み方
有島武郎 「或る女」

...その時の山は地面から静々と盛り上がって...   その時の山は地面から静々と盛り上がっての読み方
有島武郎 「生まれいずる悩み」

...静々と立現れた化生(けしやう)の者がある...   静々と立現れた化生の者があるの読み方
石川啄木 「雲は天才である」

...皆無言で、そして、泥汁(どろ)を撥ね上げぬ様に、極めて静々と、一足毎に気を配つて歩いて居るのだ...   皆無言で、そして、泥汁を撥ね上げぬ様に、極めて静々と、一足毎に気を配つて歩いて居るのだの読み方
石川啄木 「葬列」

...最後に静々と出払って...   最後に静々と出払っての読み方
泉鏡花 「婦系図」

...境内の桜の樹蔭(こかげ)に、静々、夫人の裳(もすそ)が留まると、早瀬が傍(かたわら)から向うを見て、「茶店があります、一休みして参りましょう...   境内の桜の樹蔭に、静々、夫人の裳が留まると、早瀬が傍から向うを見て、「茶店があります、一休みして参りましょうの読み方
泉鏡花 「婦系図」

...静々と歩んで来る...   静々と歩んで来るの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...静々と桟敷の方へ打たせて行くのは駒井能登守...   静々と桟敷の方へ打たせて行くのは駒井能登守の読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...下げ髪にして静々と現はれた...   下げ髪にして静々と現はれたの読み方
長與善郎 「青銅の基督」

...静々と入ってしまい...   静々と入ってしまいの読み方
野村胡堂 「銭形平次捕物控」

...英子は元の客間へ静々と帰りました...   英子は元の客間へ静々と帰りましたの読み方
野村胡堂 「判官三郎の正体」

...人気のあった坊さんが静々と奥院の方から仄(ほのか)にゆらぎだして来て...   人気のあった坊さんが静々と奥院の方から仄にゆらぎだして来ての読み方
長谷川時雨 「西川小りん」

...口上つかいが静々と鯨の背中からおりて行くと...   口上つかいが静々と鯨の背中からおりて行くとの読み方
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」

...静々と車はきしり出す...   静々と車はきしり出すの読み方
宮本百合子 「悲しめる心」

...考えようによってはこれは東洋の静々とした性格の内容が...   考えようによってはこれは東洋の静々とした性格の内容がの読み方
横光利一 「北京と巴里(覚書)」

...その首をふッつとねじ切って静々と駒を返して来るのだった...   その首をふッつとねじ切って静々と駒を返して来るのだったの読み方
吉川英治 「三国志」

...孔明の陣へ静々歩いてきた...   孔明の陣へ静々歩いてきたの読み方
吉川英治 「三国志」

...その合唱の間に太陽は静々と昇ってくる...   その合唱の間に太陽は静々と昇ってくるの読み方
和辻哲郎 「鎖国」

「静々」の読みかた

「静々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「静々」


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