例文・使い方一覧でみる「静々」の意味


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...多恨な目で姉をじっと見て静々(しずしず)とその座をはずしてしまった...   多恨な目で姉をじっと見て静々とその座をはずしてしまったの読み方
有島武郎 「或る女」

...その時の山は地面から静々と盛り上がって...   その時の山は地面から静々と盛り上がっての読み方
有島武郎 「生まれいずる悩み」

...怪しいかな影法師のごとき美人静々と室(ま)の中(うち)に歩み出でたり...   怪しいかな影法師のごとき美人静々と室の中に歩み出でたりの読み方
泉鏡花 「活人形」

...最後に静々と出払って...   最後に静々と出払っての読み方
泉鏡花 「婦系図」

...それから大きな山芋に金襴の衣を被せたような教誨師とが静々と入って来た...   それから大きな山芋に金襴の衣を被せたような教誨師とが静々と入って来たの読み方
海野十三 「不思議なる空間断層」

...静々と歩んで来る...   静々と歩んで来るの読み方
中里介山 「大菩薩峠」

...下げ髪にして静々と現はれた...   下げ髪にして静々と現はれたの読み方
長與善郎 「青銅の基督」

...それを幾町が間か肩にかつぎあげずに静々と柳橋から蔵前通りへと練り歩かれた...   それを幾町が間か肩にかつぎあげずに静々と柳橋から蔵前通りへと練り歩かれたの読み方
長谷川時雨 「お墓のすげかえ」

...そして静々(しずしず)と...   そして静々との読み方
長谷川時雨 「明治美人伝」

...また中の君を慰めるような話をも静々としていた...   また中の君を慰めるような話をも静々としていたの読み方
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」

...静々と屍を踏みながら進んで来た...   静々と屍を踏みながら進んで来たの読み方
横光利一 「日輪」

...葬列のように俯向いて静々と低い街の中を流れていった...   葬列のように俯向いて静々と低い街の中を流れていったの読み方
横光利一 「街の底」

...左馬介は、静々、口輪を曳いて馬を川へ導いた...   左馬介は、静々、口輪を曳いて馬を川へ導いたの読み方
吉川英治 「上杉謙信」

...一方から静々と現われたのは扮装(いでたち)変らぬ春日重蔵...   一方から静々と現われたのは扮装変らぬ春日重蔵の読み方
吉川英治 「剣難女難」

...敵も味方も、鳴りを忘れて、ひそとなった一瞬――まるで血の池を渡って来たような黒馬にまたがって、関羽は静々と、数万の敵兵をしり目に、袁紹、曹操たちの眼のまえに帰ってきた...   敵も味方も、鳴りを忘れて、ひそとなった一瞬――まるで血の池を渡って来たような黒馬にまたがって、関羽は静々と、数万の敵兵をしり目に、袁紹、曹操たちの眼のまえに帰ってきたの読み方
吉川英治 「三国志」

...孔明の陣へ静々歩いてきた...   孔明の陣へ静々歩いてきたの読み方
吉川英治 「三国志」

...味方の秦良(しんりょう)軍が旗さし物を揃えて静々と近づいてくる...   味方の秦良軍が旗さし物を揃えて静々と近づいてくるの読み方
吉川英治 「三国志」

...「近ごろはわけてもお健(すこ)やかでいらせられまする」と、使者が答えると、「いずれ沙汰いたせば、それまで待っておれと伝えよ」そう云うと、頼朝は、出迎えの神官を先に立てて、鶴ヶ岡の社前へ、静々、登って行った...   「近ごろはわけてもお健やかでいらせられまする」と、使者が答えると、「いずれ沙汰いたせば、それまで待っておれと伝えよ」そう云うと、頼朝は、出迎えの神官を先に立てて、鶴ヶ岡の社前へ、静々、登って行ったの読み方
吉川英治 「源頼朝」

「静々」の読みかた

「静々」の書き方・書き順

いろんなフォントで「静々」


ランダム例文:
福岡市   あっそう   一昨夕  

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