...青物市場で新鮮な魚を買った...
...すし屋で青物を注文したら、アジやサバが出てきた...
...最近、青物が高騰しているらしい...
...魚嫌いだけど、青物系のお刺身は好き...
...青物の種類は豊富だから、毎回違う魚を選べるのが楽しい...
...香椎(かしい)の山奥で作ったと云う水密桃だの梨だの葡萄だのを市場――筆者の父は青物果実問屋の親爺であった――へ持って来られていたのをよく知っている...
青柳喜兵衛 「夢の如く出現した彼」
...かの百姓馬子は青物を呼び賣りしてゐるし...
岩野泡鳴 「泡鳴五部作」
...青物の車を置いたまま...
海野十三 「空襲葬送曲」
...尚雪中に青物の乏しき時に此れを一同に喰せしむる時は...
関寛 「関牧塲創業記事」
...青物の自動車が通れば朝の早い下の老人が間もなく起きることになっているので...
田中貢太郎 「女の怪異」
...「お芳さんの旦那ってどんな人なの」「青物の問屋...
徳田秋声 「挿話」
...其息子が甘藷売りに往った帰りに神田の青物問屋からテリアル種(しゅ)の鼠(ねずみ)程(ほど)な可愛い牝犬(めいぬ)をもらって来てくれた...
徳冨健次郎 「みみずのたはこと」
...坂本へ出ては用心し給へ千住がへりの青物車にお足元あぶなし...
樋口一葉 「たけくらべ」
...なぜわしのぶんも米や青物をとっておかなかったかともうしますと...
久生十蘭 「海豹島」
...彼女は何時しか此のこつを覚えてその八百屋でばかり青物を買うようになった...
細井和喜蔵 「モルモット」
...青物屋の葱(ねぎ)は日に光つた...
眞山青果 「茗荷畠」
...米一升に添へて持つて行く青物をさう呼んで居る...
柳田國男 「食料名彙」
...汁に入れて食べる青物類を汁クサといふ語が知られて居るのみならず...
柳田國男 「食料名彙」
...今でも副食用として採取せられる山の青物が多い...
柳田國男 「食料名彙」
...それをまた青物といっていたのは...
柳田國男 「食料名彙」
...起原はまったくこの青物採取の期間が...
柳田國男 「食料名彙」
...肴(さかな)ば提げて来るけに……」青柳喜平というのは当時から福岡の青物問屋でも一番の老舗(しにせ)で双水執流(そうすいしつりゅう)という昔風の柔道の家元で...
夢野久作 「近世快人伝」
...馬の背には雑穀や青物...
吉川英治 「新書太閤記」
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