...消(き)えかかった青松葉(あおまつば)の火(ひ)が...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...或る時芝の青松寺へ行って...
淡島寒月 「我が宗教観」
...青松園という療養院のまえをとおった...
太宰治 「狂言の神」
...青松園には三十六人の肺結核患者がゐた...
太宰治 「道化の華」
...葉藏の兄が青松園についた...
太宰治 「道化の華」
...青松園の最後の朝を書かう...
太宰治 「道化の華」
...文字通りの白砂青松だ...
種田山頭火 「行乞記」
...さながら白沙青松(はくさせいしょう)ともいいたいくらい...
近松秋江 「黒髪」
...白沙青松のごとき...
近松秋江 「黒髪」
...白砂青松といった明るい新開の別荘地であった...
徳田秋声 「蒼白い月」
...青松蔚然として高きものあり...
長塚節 「草津行」
...高原の下青松の間...
長塚節 「草津行」
...水だ」「早く火を消せ」ガラッ八は青松葉の枝を折って...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...まだ若いころ芝の青松寺(せいしょうじ)の鐘楼(しょうろう)の竜頭(りゅうず)がこわれて鐘が落ちたことがある...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...「…………」白砂青松の絶勝を窓外に...
正岡容 「寄席」
...それから間もなく追悼会を芝の青松寺で催し...
柳田国男 「故郷七十年」
...あの人が青松寺(せいしょうじ)のところで待っているんです...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...――青松寺の前を少しいったところで...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
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