...彼はその出来事を青史に刻み込んでいる...
...彼女は自分の名前を青史に残したいと望んでいる...
...その建物は地域の青史を代表している...
...彼は文学に対して深い関心を持ち、青史を愛読している...
...この出版社は青史関連の書籍に特化している...
...桜花爛漫(らんまん)として旭光(きよくくわう)に匂ふが如き青史未載(せいしみさい)の黄金時代を作るべきを論じて...
石川啄木 「閑天地」
...大名(たいめい)長く青史(せいし)を照せる一世の雄傑アレキサンドルも...
石川啄木 「閑天地」
...勝つ者は青史の天に星と化して...
石川啄木 「初めて見たる小樽」
...青年のときに持ったところの千載青史に列するを得んというこの欲望が大分なくなってきました...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...なるほど千載青史に列するを得んということは...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...青史亦無名(せいしにまたななし)」と嘆じ...
内村鑑三 「後世への最大遺物」
...青史の照らし見るところ管仲樂毅たそや彼れ...
土井晩翠 「天地有情」
...漢の応劭の『風俗通』八を見ると〈平(とうへい)説、臘は刑を迎え徳を送る所以(ゆえん)なり、大寒至れば、常に陰勝つを恐る、故に戌(じゅつ)日を以て臘す、戌は温気なり、その気の日を用いて鶏を殺し以て刑徳を謝す、雄は門に著け雌は戸に著け、以て陰陽を和し、寒を調え水に配し、風雨を節するなり、青史子の書説、鶏は東方の牲なり、歳終り更始し、東作を弁秩す、万物戸に触れて出(い)づ、故に鶏を以て祀祭するなり〉と載せ、〈また俗説、鶏鳴まさに旦せんとす、人の起居を為す、門もまた昏に閉じ晨に開き、難を扞(ふせ)ぎ固を守る、礼は功に報るを貴ぶ、故に門戸に鶏を用うるなり〉...
南方熊楠 「十二支考」
...古今哲學を以て名を青史に垂るゝもの幾人ぞ...
森鴎外 「柵草紙の山房論文」
...吾人の典型は明かに青史に在り...
山路愛山 「信仰個条なかるべからず」
...国史にかつて存在しないまったく新しい潮流だ」青史に遺る王政復古は権力交代の象徴であった...
山本周五郎 「新潮記」
...その名も青史(せいし)に残るであろうが...
山本周五郎 「樅ノ木は残った」
...青史に名を残した人物がどれだけあった……来栖...
山本周五郎 「夜明けの辻」
...豪傑もしくは末世の聖賢として名を青史に垂れていたであろう...
夢野久作 「梅津只圓翁伝」
...青史に垂れていたであろう...
夢野久作 「近世快人伝」
...青史(せいし)にのこる赤壁(せきへき)の会戦...
吉川英治 「三国志」
...死して青史の花と散らん)そういう辞句に多分な生(い)き甲斐(がい)を見出していたことは...
吉川英治 「松のや露八」
...二千五百年の青史はあらゆるページにこの華麗なる波紋の跡を残す...
和辻哲郎 「霊的本能主義」
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