...それを露わに言わないで琴歌(ことうた)にたくして...
上村松園 「軽女」
...蔵(つつ)みて知れず露われ出ざる者なし」とのことである(路加(ルカ)伝八章十七節)...
内村鑑三 「聖書の読方」
...その下からは赤味のさした露わな肉塊が現れた...
海野十三 「地球盗難」
...むしろ末枯(うらが)れそめた葉蔭に露わに姿を現わしている瓜や南瓜の方が多く心にとまるようになるのであります...
高浜虚子 「俳句とはどんなものか」
...紅い蹴出しの蔭から毛脛を露わに...
谷崎潤一郎 「幇間」
...彼女の匂やかな胸や露わな頸筋が挑むように絡わり舞っていた...
アントン・チェーホフ Anton Chekhov 神西清訳 「頸の上のアンナ」
...その鋭く烈しい性質が露わになったのだが...
アーサー・コナン・ドイル Arthur Conan Doyle 三上於菟吉訳 「曲れる者」
...そして凡てが自分の露わな姿を恐れるのである...
豊島与志雄 「秋の幻」
...彼の全部が彼のうちに露わになる時...
豊島与志雄 「秋の幻」
...何だかこう厳粛な一途な信念とでもいうようなものが露わに覗き出していて...
豊島与志雄 「好意」
...自分の露わな生の上にじかに据えられる...
豊島与志雄 「大自然を讃う」
...半ば露わな小さな手足を引っ込めて隠そうとした...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...粗末な構造が露わに見えていた...
ビクトル・ユーゴー Victor Hugo 豊島与志雄訳 「レ・ミゼラブル」
...しかしそれが露われるとまた恐ろしく取ったもので...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
...第二は、巌壁の外で、大衆が、神集いにつどい、大論争をし、ついに、衆議一決、天鈿女の命というアフロディテをして、ほとも露わに、ストリップの大騒ぎをすることにするのである...
中井正一 「脱出と回帰」
...魚は全身を露わにする高さまで水面から跳ねると...
アーネスト・ヘミングウェイ Ernest Hemingway 石波杏訳 Kyo Ishinami 「老人と海」
...ススキの稈の本の方は往々葉が枯れ去りてその膚を露わし...
牧野富太郎 「植物記」
...陰を露わせる女の像を立てたるものあり...
南方熊楠 「十二支考」
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