...朝の霜露がきらきらと光っている...
...霜露が降りているので、道路が滑りやすい...
...この時期は霜露が多いので、野菜の種を蒔くのには適している...
...結露している窓ガラスから、霜露のような水滴が伝ってきた...
...あの花の葉には霜露がついて、キラキラ光って見える...
...彼の蘇子瞻の「霜露既降木葉尽脱 人影在レ地仰見二明日一」というような趣きが沁々(しみじみ)と味われる...
飯田蛇笏 「茸をたずねる」
...ヘラクレスがオイリストスを殺害せしは、その第三の罪悪にして、其結果として、三年間の苦役に服し、此苦役の期満ちて、「トロヤ」の戦争に従事し、王女ヘシオーネの救助、怪物の誅戮「エリス」、「ピロス」、「ラコニア」、等への引続きたる遠征の後、遂に第四の罪悪によりて、再び其身を苦しむる事となり、最後に「エトナ」山上に於て、雷鳴霜露の中に、昇天の期到来して、茲に、国民の恩人、凡ての困窮苦難よりの救助者、毒蛇猛獣、群盗強賊、暴君虐主を誅戮掃攘刈除して、国を平らげ、民を安んじ、国民人文の進捗発達の上に、至大の功績を立てし、国民英雄ヘラクレスの生涯は終を告げたり...
高木敏雄 「比較神話学」
...行くがいい 既に門出の時である 行け太陽のもと 喧噪のさなかに 行け 風塵霜露の衢々に行つて お前の運命を試みるべき時である 行け片意地な兜蟲 か弱い仔雀 跛この驢馬 憐れなるわが詩(うた)の一卷...
三好達治 「山果集に寄す」
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