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石川啄木 「一握の砂」
...京山男少年乙未秋京水百鶴北越雪譜初編 巻之上越後塩沢鈴木牧之 編撰江戸京山人百樹 刪定○地気(ちき)雪(ゆき)と成(な)る弁(べん)凡(およそ)天より形(かたち)を為(な)して下(くだ)す物(もの)○雨(あめ)○雪(ゆき)○霰(あられ)○霙(みぞれ)○雹(ひよう)なり...
京山人百樹刪定 「北越雪譜」
...西洋のある学者は霙(みぞれ)の降る冬の日に蝙蝠傘(かうもりがさ)をさして大学から帰る途々(みち/\)...
薄田泣菫 「茶話」
...何といふことなしに霙まじりの寒い戸外(そと)の天気が想ひ出される...
薄田泣菫 「独楽園」
...そのうちに霙(みぞれ)が降りつゞき...
相馬泰三 「夢」
...一月三十日曇、霙、そして朝酒!ちよつと街へ、――理髪入浴...
種田山頭火 「其中日記」
...二月十四日晴、時々霙...
種田山頭火 「其中日記」
...二月廿四日晴――曇――霙...
種田山頭火 「其中日記」
...――雪か霙かと思うてゐたが...
種田山頭火 「其中日記」
...雨に交って霙(みぞれ)が降った...
田山花袋 「田舎教師」
...霙(みぞれ)の降る夜半(よわ)に...
田山花袋 「田舎教師」
...霙(みぞれ)は雨と雪の混じたもので...
寺田寅彦 「凍雨と雨氷」
...霙(みぞれ)の降る北国の寒空に...
徳田秋声 「足迹」
...霙(みぞれ)まじりの天候をついて...
中谷宇吉郎 「冬ごもり」
...今や大束な霙(みぞれ)さえ交えてにわかに吹きつのる様子...
久生十蘭 「ノンシャラン道中記」
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逸見猶吉 「逸見猶吉詩集」
...中田霙果両氏と鳩首して仮名遣の誤りを訂正した...
前田普羅 「普羅句集」
...まあ私がどれほど誠実であるかを御覧なさい」外には霙(みぞれ)が降っていて凄(すご)い夜である...
紫式部 與謝野晶子訳 「源氏物語」
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