例文・使い方一覧でみる「曹」の意味

...それが矢ッ張り大石軍曹であったらしい... それが矢ッ張り大石軍曹であったらしいの読み方
岩野泡鳴「戦話」

...兵曹長などがやってきて... 兵曹長などがやってきての読み方
梅崎春生「赤い駱駝」

...（怪塔王は、おれをこんな魚に食べさせようと考えているのか）と、小浜兵曹長は、背中がぞっとさむくなるのをおぼえました... と、小浜兵曹長は、背中がぞっとさむくなるのをおぼえましたの読み方
海野十三「怪塔王」

...軍曹は、そこで、車外に、赤外線灯をとぼした... 軍曹は、そこで、車外に、赤外線灯をとぼしたの読み方
海野十三「地底戦車の怪人」

...敵と舞踊す７・26（夕）仏蘭西の歩兵軍曹にジヤンといふ男がゐる... 敵と舞踊す７・26仏蘭西の歩兵軍曹にジヤンといふ男がゐるの読み方
薄田泣菫「茶話」

...十一の私には特務曹長の感じるような事は感じない... 十一の私には特務曹長の感じるような事は感じないの読み方
直木三十五「死までを語る」

...将曹殿、平殿、豊後殿――こう指を折ってくると、碌々人によって事を為すの徒ばかり、手前も、又、お部屋様も、これ軽輩上り――...
直木三十五「南国太平記」

...「があ、兵曹長... 「があ、兵曹長の読み方
宮沢賢治「烏の北斗七星」

...曹操の書簡を手にして... 曹操の書簡を手にしての読み方
吉川英治「三国志」

...あれほどな勢力地盤を有し、徳も備えた人が、どうして一朝に滅亡を遂げたものか……ああ」儚（はかな）げに嘆息して、手の杯も忘れている様を見て、曹操は、怪しみながら、「君は、何故そのように、公孫の死を嘆じるのかね... あれほどな勢力地盤を有し、徳も備えた人が、どうして一朝に滅亡を遂げたものか……ああ」儚げに嘆息して、手の杯も忘れている様を見て、曹操は、怪しみながら、「君は、何故そのように、公孫の死を嘆じるのかねの読み方
吉川英治「三国志」

...董承（とうじょう）の邸にあつまって、だいぶ相談したそうじゃないか」激語になると、曹操は、白面の一書生だった頃の地金が出てくる... 董承の邸にあつまって、だいぶ相談したそうじゃないか」激語になると、曹操は、白面の一書生だった頃の地金が出てくるの読み方
吉川英治「三国志」

...曹操の調べにうごかぬ証拠を提供するので... 曹操の調べにうごかぬ証拠を提供するのでの読み方
吉川英治「三国志」

...曹操の寛大をもどかしがっていた... 曹操の寛大をもどかしがっていたの読み方
吉川英治「三国志」

...曹操は、その弱冠なのに、眼をみはって、「あわれ、この青二才は、何者か」と、うしろへ訊いた...
吉川英治「三国志」

...曹軍は内城にふみ入った... 曹軍は内城にふみ入ったの読み方
吉川英治「三国志」

...音に聞く魏の曹操とは... 音に聞く魏の曹操とはの読み方
吉川英治「三国志」

...ついに曹操の本陣のうしろへ出た... ついに曹操の本陣のうしろへ出たの読み方
吉川英治「三国志」

...曹真は謹んで詔詞を奉じ... 曹真は謹んで詔詞を奉じの読み方
吉川英治「三国志」