例文・使い方一覧でみる「曹」の意味

...その第五中隊第一小隊に、僕は伍長として、大石軍曹と共に、属しておったんや...
岩野泡鳴「戦話」

...青江三空曹の、人間わざとは見えないがんばりぶりにもかかわらず、エンジンの調子は、重病人の眼のようにわるくなるのでありました...
海野十三「怪塔王」

...青江三空曹にむかって風変りな命令を発しました... 青江三空曹にむかって風変りな命令を発しましたの読み方
海野十三「怪塔王」

...「やあ、怪塔王のやつ、手がふるえていて、うまく錨にあたらないのだ」と、小浜兵曹長が、おもしろそうに笑いました...
海野十三「怪塔王」

...小浜兵曹長が、声を大きくして、わが海空軍がこの白骨島へ攻めてくるぞと、おどろかしましたので、怪塔王もさすがにぎょっとしたようでありました...
海野十三「怪塔王」

...こっちへ来ちゃいかん」顎（あご）ひげを蓄えた曹長が俺にどなった... こっちへ来ちゃいかん」顎ひげを蓄えた曹長が俺にどなったの読み方
高見順「いやな感じ」

...曹新は足で地面を一蹴りしていいました... 曹新は足で地面を一蹴りしていいましたの読み方
豊島与志雄「碑文」

...渋川特務曹長が、千日前の見世物というのを、初めて見せてくれた...
直木三十五「死までを語る」

...久光は、こうした最後の時にまでなって、猶、お由羅にいいよう、斉興にいいよう――己の子の哲丸がいるのに、それを犠牲にして忠義を立てよという斉彬の心に対して――斉彬に、謝するよりも――お由羅の陰謀を、悉く知っていて、猶、父のために、島津のために、平安なれと、祈っている斉彬の心へ、泣いて謝するよりも、こうした斉彬の心事を、何一つ察しないで、事ごとに斉彬を苦しめてきた父母に対し、将曹等に対し、押えきれぬ激怒が湧き上ってきた... 久光は、こうした最後の時にまでなって、猶、お由羅にいいよう、斉興にいいよう――己の子の哲丸がいるのに、それを犠牲にして忠義を立てよという斉彬の心に対して――斉彬に、謝するよりも――お由羅の陰謀を、悉く知っていて、猶、父のために、島津のために、平安なれと、祈っている斉彬の心へ、泣いて謝するよりも、こうした斉彬の心事を、何一つ察しないで、事ごとに斉彬を苦しめてきた父母に対し、将曹等に対し、押えきれぬ激怒が湧き上ってきたの読み方
直木三十五「南国太平記」

...我れの上に爾曹のさんちまんたるを頌榮せよ... 我れの上に爾曹のさんちまんたるを頌榮せよの読み方
萩原朔太郎「散文詩・詩的散文」

...曹操の馬の太腹を突いた... 曹操の馬の太腹を突いたの読み方
吉川英治「三国志」

...曹操だけには警戒を怠らない――というよりは... 曹操だけには警戒を怠らない――というよりはの読み方
吉川英治「三国志」

...曹操もよく従った... 曹操もよく従ったの読み方
吉川英治「三国志」

...曹操を討つ大策は... 曹操を討つ大策はの読み方
吉川英治「三国志」

...「守って出るな」曹操は... 「守って出るな」曹操はの読み方
吉川英治「三国志」

...曹操が彼の大将の才を知れるからにほかならない... 曹操が彼の大将の才を知れるからにほかならないの読み方
吉川英治「三国志」

...――大魏皇帝の統を曹叡（そうえい）がうけたことなどは... ――大魏皇帝の統を曹叡がうけたことなどはの読み方
吉川英治「三国志」

...「御曹子……... 「御曹子……の読み方
吉川英治「源頼朝」

「曹」の読みかた

「曹」の書き方・書き順

いろんなフォントで「曹」