...くわくらん(霍乱)の薬なるべしと嘲笑(あざわら)ひ候まま...
芥川龍之介 「芭蕉雑記」
...『霍乱(くわくらん)にでもなると大変だよ』主婦は下から首を出して...
田山花袋 「朝」
...前者の「秋の空尾の上(え)の杉(すぎ)に離れたり」「息吹きかえす霍乱(かくらん)の針」「顔に物着てうたたねの月」「いさ心跡なき金のつかい道」等にはなんらか晴れやかに明るいホルンか何かの調子があるに対して「つたい道には丸太ころばす」「足軽の子守(こもり)している八つ下がり」その他には少なくも調子の上でどことなく重く濁ったオボーか何かの音色がこもっている...
寺田寅彦 「連句雑俎」
......
徳富蘇峰 「将来の日本」
...母は安彦が六歳の夏そのころ霍乱(かくらん)と言いけるコレラに斃(たお)れ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...私の三つの時の七月に母は霍乱(かくらん)で死んだ...
内藤鳴雪 「鳴雪自叙伝」
......
中江篤介 「将来の日本」
...「季節(しゅん)外れの霍乱で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「お前の智恵じゃあるまい」「霍乱(かくらん)になる菓子を捨てるくらいの智恵はあるよ」「よしよし...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...鬼の霍乱が萎(しお)れ返った様子は...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...霍亂(かくらん)とやらで亡くなりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...霍亂(かくらん)とやらで亡くなりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...「詳(くは)しく話してくれ、どうも聽き捨てにならない事らしい」「それどころぢやありませんよ、去年の夏霍亂(かくらん)で死んだ小僧の友吉だつて、私は暑(あつ)さ中(あた)りや霍亂とは思へなかつたんです、町内のお幇間(たいこ)醫者が、胡麻化してしまつたけれど、霍亂が、あんなひどい苦しみやうをするでせうか」「待つてくれ、まるで、おれのせゐみたいぢやないか、誰が一體殺されかけたといふんだ」「叔父さんの孫三郎――御存じでせう、あの氣むづかしやの」「知つてるとも、長者町の貧乏神――」八五郎は口を容れて、あわてて頭を引つ込めました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...一を霍乱(かくらん)という...
森鴎外 「みちの記」
...玄徳は最初のとおり霍峻(かくしゅん)と孟達(もうたつ)の二将にあとの守りをまかせて...
吉川英治 「三国志」
...霍峻(かくしゅん)の両大将であった...
吉川英治 「三国志」
...孟達が逃げ戻ってきたのを見て、霍峻は驚き、成都に向って救いの早馬を送った...
吉川英治 「三国志」
...霍峻は年老いた将の救援軍を大いに笑い...
吉川英治 「三国志」
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