...それによると赤痢及び小児霍乱(コレラ)は全く無く...
エドワード・シルヴェスター・モース Edward Sylvester Morse 石川欣一訳 「日本その日その日」
...前者の「秋の空尾の上(え)の杉(すぎ)に離れたり」「息吹きかえす霍乱(かくらん)の針」「顔に物着てうたたねの月」「いさ心跡なき金のつかい道」等にはなんらか晴れやかに明るいホルンか何かの調子があるに対して「つたい道には丸太ころばす」「足軽の子守(こもり)している八つ下がり」その他には少なくも調子の上でどことなく重く濁ったオボーか何かの音色がこもっている...
寺田寅彦 「連句雑俎」
...霍山(かくざん)の頂を極めよ...
中島敦 「名人伝」
...兼坊(けんぼう)そんなに頭を日に照らしつけると霍乱(かくらん)になるよ...
夏目漱石 「門」
...「季節外れの霍亂で...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...――五日前」「その十次郎様というのが霍乱(かくらん)で死んだというのだろう」「ヘエ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「お前の智恵じゃあるまい」「霍乱(かくらん)になる菓子を捨てるくらいの智恵はあるよ」「よしよし...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...鬼の霍亂(くわくらん)が萎(しを)れ返つた樣子は...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...石津右門相變らず鬼の霍亂(くわくらん)見たいな顏に...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...霍亂(かくらん)とやらで亡くなりました...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...小僧の友吉が霍亂(かくらん)で死にましたが...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...それとも霍乱(かくらん)でも起してひっくりかえってたのか...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...一を霍乱(かくらん)という...
森鴎外 「みちの記」
...劉表の中郎将だった霍峻(かくしゅん)というものが...
吉川英治 「三国志」
...霍峻にも同様の命が下り...
吉川英治 「三国志」
...玄徳は最初のとおり霍峻(かくしゅん)と孟達(もうたつ)の二将にあとの守りをまかせて...
吉川英治 「三国志」
...霍峻(かくしゅん)の両大将であった...
吉川英治 「三国志」
...霍乱(かくらん)をおこして暴れくるう馬のいななき...
吉川英治 「宮本武蔵」
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