...又(また)道中(どうちゅう)どこへ参(まい)りましても例(れい)の甲高(かんだか)い霊鳥(れいちよう)の鳴声(なきごえ)が前後(ぜんご)左右(さゆう)の樹間(このま)から雨(あめ)の降(ふ)るように聴(きこ)えました...
浅野和三郎 「霊界通信 小桜姫物語」
...鳳は人を引き付ける霊鳥で東西共にいる...
新渡戸稲造 「イエスキリストの友誼」
...このへんが霊鳥の霊鳥たるところ...
久生十蘭 「顎十郎捕物帳」
...繍帳原形は中央に浄土変相をあらわし、瑞雲、霊鳥、霊樹、雲形、花鳥、人物、鬼形、仏像などを、周りに大銭のような亀甲が一百ばかりつらなり、一甲に四字あて、すべてで四百字、この繍文によって繍帳製作の由来をあらわしたと言われる...
矢田津世子 「※[#「やまいだれ+句」、第4水準2-81-44]女抄録」
...霊鳥に教えられて夫婦の縁を結んだ...
柳田国男 「木綿以前の事」
...其許(そこもと)でしょう」「ちがいます! ちがいます! ……霊鳥と鴉(からす)ほど違います」「では...
吉川英治 「三国志」
...その霊鳥(れいちょう)をなんとする」「いらざること...
吉川英治 「神州天馬侠」
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