...がたがたと身震いしたが...
泉鏡花 「歌行燈」
...幽霊の方で身震いするかも知れない...
江戸川乱歩 「悪魔の紋章」
...あらかじめ身震いしておいてよかった...
高見順 「いやな感じ」
...と身震いするほどおそろしく...
太宰治 「葉桜と魔笛」
...」と彼女は身震いしながら答えた...
チャールズ・ディッケンズ 佐々木直次郎訳 「二都物語」
...不快に得堪(えた)えずぞっと震いつつ...
徳冨蘆花 「小説 不如帰」
...眼に見えぬくらいかすかに身震いをしていた...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...どうなすって?」とカテリーナ・イワーノヴナは不意にぶるっと身震いをした...
ドストエーフスキイ 中山省三郎訳 「カラマゾフの兄弟」
...ぶるっと一つ身震いをした...
豊島与志雄 「人間繁栄」
...ぞっと身震いがした...
豊島与志雄 「幻の彼方」
...一度は胴震いするほどに驚かされたが...
中里介山 「大菩薩峠」
...なにか身震いのでるような強い刺戟を求めているので...
久生十蘭 「うすゆき抄」
...ぞくぞくして震いつきたくなるようなやつだぜ! 髭の生えた*8ブルダスタヤで...
ニコライ・ゴーゴリ Nikolai Vasilievitch Gogolj(Николай Васильевич Гоголь) 平井肇訳 「死せる魂」
...地に拠って一度吼ゆれば山石震い裂け馬辟易し弓矢皆墜(お)ち...
南方熊楠 「十二支考」
...胴震いをしながら...
宮本百合子 「獄中への手紙」
...青年は肩をすぼめて身震いした...
夢野久作 「女坑主」
...枝々(しし)みな震い樹葉みなふるえた...
吉川英治 「三国志」
...番兵たちはことごとく震い怖れ...
吉川英治 「三国志」
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