...これをヨブの哀哭と比して霄壌(しょうじょう)の差ありというべきである...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...実にこの差別は天地霄壌(てんちしょうじょう)もただならざる差別であって...
内村鑑三 「ヨブ記講演」
...正に天地霄壌(てんちしょうじょう)の差があった...
海野十三 「戦時旅行鞄」
...簡易と経済に於て天地霄壌(しょうじょう)の差がある...
海野十三 「白銅貨の効用」
...霄壌(しょうじょう)の差あり...
蜷川新 「天皇」
...いわゆる霄壌(しょうじょう)の差異あることを認め得たり...
野中到 「寒中滞岳記」
...身分は霄壌(てんち)の違いですが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...『万葉』の「うれむぞこれが生返るべき」などいえるに比すれば句勢に霄壌(しょうじょう)の差あり...
正岡子規 「曙覧の歌」
...これをわれらの一行が受くる待遇に比すれば天地霄壌(しょうじょう)もただならざるなり...
正岡子規 「従軍紀事」
...啻(ただ)に月鼈(げつべつ)霄壌(しょうじょう)のみならず...
正岡子規 「古池の句の弁」
...大枚の国費で若い女や料理人まで伴れ行き猫の欠(あくび)ほどの発言も為(な)し得なんだ人物と霄壌(しょうじょう)だが...
南方熊楠 「十二支考」
...無数の貧人は道側に黒麪包(パン)を咬んで身の不運を嘆(かこ)つと霄壌(しょうじょう)なり...
南方熊楠 「神社合祀に関する意見」
...霄壌(しょうじょう)も啻(ただ)ならざる正直一本槍の愚直漢として...
夢野久作 「近世快人伝」
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