...電話帳を見なくても彼の番号を覚えている...
...電話帳から彼女の番号を探したけど載ってなかった...
...電話帳には地元の店や施設の情報も載っている...
...昔は電話帳があれば誰の住所や電話番号でも調べられた...
...最近はスマートフォンの普及により、電話帳を持ち歩かなくてもいい...
...――(彼は古い電話帳をひろげ...
芥川龍之介 「河童」
...――(彼は古い電話帳をひろげ...
芥川龍之介 「河童」
...電話帳を繰る手を休め...
海野十三 「空中漂流一週間」
...宮永氏のうちを電話帳でしらべて...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...そこにある電話帳をしらべました...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...小林君は、電話帳をひろげ、まず見だしで宮という字のページをみつけ、宮永という姓のならんでいるところをひらいて、その中から、九段の三八五〇番をさがしました...
江戸川乱歩 「怪奇四十面相」
...電話帳をしらべて...
江戸川乱歩 「怪人二十面相」
...明智探偵は電話帳をしらべて...
江戸川乱歩 「少年探偵団」
...女将が電話帳を繰ってくれたが...
谷崎潤一郎 「細雪」
...そこにある電話の口も把手(ハンドル)も、電話帳も、その狭い室にさし込んで来る灯(ひ)の光線も何も彼もすべて喜悦(よろこび)に輝いてゐるやうにかれには思へた...
田山録弥 「時子」
...電話帳でMの字の初めに附くホテルを調べ出して...
野上豐一郎 「大戰脱出記」
...熱心に電話帳を繰つてゐる...
長谷川時雨 「傘」
...ただ堪らなくなって電話帳を借りて...
牧逸馬 「アリゾナの女虎」
...聖マテオの職業別電話帳を借り受けて聖マテオ市内外の他の医師の住処氏名を全部書き取っている...
牧逸馬 「土から手が」
...彼は直に電話帳を繰ってPの行を読んでいったが急に顔を輝かして...
松本泰 「P丘の殺人事件」
...それでも電話帳や紳士録に乗っている名前では何だかインテリやブルジョアじみているような気がして満足出来ない場合が屡々(しばしば)ある...
夢野久作 「創作人物の名前について」
...第四の条件は実在の名前を……たとえば電話帳などに多く出て来る名前をなるだけ使いたくない事である...
夢野久作 「創作人物の名前について」
...電話帳に本名を出しとくような狐狸(こり)とは段違いの怪物だからウッカリした事は出来ないと思ったからだ...
夢野久作 「冥土行進曲」
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