例文・使い方一覧でみる「雷獣」の意味

...三年前の大夕立に雷獣（らいじう）様を手捕りにした... 三年前の大夕立に雷獣様を手捕りにしたの読み方
芥川龍之介「鼠小僧次郎吉」

...雷獣を手捕りにしたとか云ふ... 雷獣を手捕りにしたとか云ふの読み方
芥川龍之介「鼠小僧次郎吉」

...※以二雷獣之骨一声五百里... ※以二雷獣之骨一声五百里の読み方
高木敏雄「比較神話学」

...△雷獣を捕へて煮て食べた話... △雷獣を捕へて煮て食べた話の読み方
種田山頭火「旅日記」

...あたかも雷獣の背のように電光の火花がほとばしり出ていた... あたかも雷獣の背のように電光の火花がほとばしり出ていたの読み方
ビクトル・ユーゴー　Victor Hugo 豊島与志雄訳「レ・ミゼラブル」

...話をしたら雷獣とそうしてズクが面倒をいうだろうと思って... 話をしたら雷獣とそうしてズクが面倒をいうだろうと思っての読み方
夏目漱石「彼岸過迄」

...もっとも彼雷獣は御承知のごとき曲者（くせもの）故（ゆえ）僕の許諾を待たずして... もっとも彼雷獣は御承知のごとき曲者故僕の許諾を待たずしての読み方
夏目漱石「彼岸過迄」

...あなたのように高等教育を受けて世の中へ出たての人はとかく雷獣輩（はい）が食物（くいもの）にしたがるものですから...
夏目漱石「彼岸過迄」

...どうか雷獣ごときもののために僕を誤解しないように願います」森本は次に自分が今大連で電気公園の娯楽がかりを勤めている由（よし）を書いて...
夏目漱石「彼岸過迄」

...もっとも雷獣（らいじゅう）とそうしてズクは両人共極（きわ）めて不風流故（ゆえ）... もっとも雷獣とそうしてズクは両人共極めて不風流故の読み方
夏目漱石「彼岸過迄」

...いかな雷獣とそうしてズクもあの洋杖をあなたが取ったって... いかな雷獣とそうしてズクもあの洋杖をあなたが取ったっての読み方
夏目漱石「彼岸過迄」

...雷獣（らいじゅう）の方で勝手に取計ってしまったようですからさよう御承知を願います... 雷獣の方で勝手に取計ってしまったようですからさよう御承知を願いますの読み方
夏目漱石「彼岸過迄」

...雷獣もあの蛇の頭へは手を触れる事をあえてしません... 雷獣もあの蛇の頭へは手を触れる事をあえてしませんの読み方
夏目漱石「彼岸過迄」

...真に雷獣かなどのように飛びました... 真に雷獣かなどのように飛びましたの読み方
野村胡堂「銭形平次捕物控」

...小説の好悪など云つて居られぬ天空の雷獣のやうなものから... 小説の好悪など云つて居られぬ天空の雷獣のやうなものからの読み方
牧野信一「浪曼的月評」

...雷獣（らいじゅう）のような一個の奇童（きどう）がある... 雷獣のような一個の奇童があるの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...たちまち雷獣（らいじゅう）のごとく身をおどらせ... たちまち雷獣のごとく身をおどらせの読み方
吉川英治「神州天馬侠」

...雷獣（らいじゅう）のごとくスルスルとはいあがった和田呂宋兵衛（わだるそんべえ）... 雷獣のごとくスルスルとはいあがった和田呂宋兵衛の読み方
吉川英治「神州天馬侠」

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