...望用何愁レ晩(ぼうようなんぞおそきをうれへん)求レ名漸得レ寧(なをもとめてやうやくやすきをう)雲梯終有レ望(うんていつひにのぞみあり)帰路入二蓬瀛一(きろほうえいにいる)「君ちゃん」お銀様はお君を呼ぶのに君ちゃんと言ったり...
中里介山 「大菩薩峠」
...雲梯終有レ望(うんていつひにのぞみあり)とは...
中里介山 「大菩薩峠」
...雲梯(うんてい)林田亀太郎(はやしだかめたろう)氏――粋翰長(すいかんちょう)として知られた...
長谷川時雨 「明治美人伝」
...「真鳥(まとり)住(す)む卯名手(うなて)の神社(もり)のすがのみを衣(きぬ)に書(か)き付(つ)けきせむこもがも」なるこの歌の意は菅(すが)という一種の植物が卯名手(奈良県大和の国高市郡金橋村(かなばしむら)雲梯(うなて))の神社の杜(もり)に生えていて...
牧野富太郎 「植物記」
...ガマズミの方言として今日もしも消えやらずに大和高市郡の雲梯(うなて)(卯名手(うなて))辺に残っていることがあったとしたら...
牧野富太郎 「植物記」
...常に雲梯(山に登る道)を意味して居るものであります...
柳田國男 「潟に關する聯想」
...雲梯(うんてい)衝車(しょうしゃ)の新兵器まで押し出して用いた...
吉川英治 「三国志」
...雲梯――雲の梯(かけはし)――とは...
吉川英治 「三国志」
...地上の何でも雲梯の上に運び得る仕掛になっていた...
吉川英治 「三国志」
...そのため、雲梯も衝車も、ことごとく、焔の柱となってしまい、蜀兵の焼け死ぬこと酸鼻を極めた...
吉川英治 「三国志」
...後に“雲梯(うんてい)ノ計(けい)”とよばれたものである...
吉川英治 「私本太平記」
...雲梯(うなで)ヶ岡といったらしい...
吉川英治 「随筆 新平家」
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