例文・使い方一覧でみる「雪駄」の意味
スポンサーリンク...わたしは雪駄を履いて神社に行きました... 
...雪駄は正装用ではありません...
...ホテルの浴衣に合う雪駄を買いに行きましょう...
...雪駄は軽くて歩きやすいです...
...家には一足の雪駄しかなかったので、二人で履いて出かけました...
...四人の雪駄が四足ちゃんと並べてある...
伊藤左千夫 「浅草詣」
...こんな雪駄の皮のやうなのが食へるものか...
鈴木三重吉 「赤い鳥」
...佐野さんのはあれよりもまづいわ」十風は醉が醒めるに從つて雪駄についての興もさめて長い體を仰向けて寢て目を瞑つて居る...
高濱虚子 「俳諧師」
...細君は廓に出入する時の十風の時めいた姿を此雪駄一つで取り返したやうな心持がする...
高濱虚子 「俳諧師」
...雪駄直しは饅頭形の籐笠をかぶり其の紐を顎（あご）にかけて結んでいたので顔は見えず...
永井荷風 「巷の声」
...Ｓ子は雪駄の音をペツタペツタさせて...
中原中也 「分らないもの」
...ただ十年前大学の寄宿舎で雪駄（せった）のカカトのような「ビステキ」を食った昔しを考えてはそれよりも少しは結構？ まず結構だと思っているのさ...
夏目漱石 「倫敦消息」
...そのツルツルの雪駄だけは...
野村胡堂 「胡堂百話」
...雪駄はよしたが、和服はそのままで、結局三十三年間を押し通した...
野村胡堂 「胡堂百話」
...昨夜の雨で雪駄の裏はひどく泥（どろ）が付いてるが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...筋違見附外（すじかいみつけそと）へ出ていた雪駄直しの長吉というのが...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「裏金の無い雪駄が何より証拠で...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...もっとも懐へ草履か雪駄（せった）を入れているのがチラと見えましたが」「八...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...「自分の履いて行った雪駄を忘れて来たというのか」「ヘエ――」「魚屋がなめし革の鼻緒の雪駄を履いて歩くのか」「…………」「こいつは武家の履くものだよ...
野村胡堂 「銭形平次捕物控」
...雪駄を直す外には藝當の無い男でござんす...
野村胡堂 「錢形平次捕物控」
...背の低い人が角袖外套に雪駄ばき...
樋口一葉 「たけくらべ」
...きっと私が雪駄に足をふれさせた瞬間から...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
...私はそれを凝乎（じっ）と見詰めていると不思議にこの雪駄を盗み出したことが...
室生犀星 「性に眼覚める頃」
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